昨日、欄外に
図抜けた存在と周囲は思っていないのに、
本人がそう思っている場合です。
と書きましたが、これにも2パターンあります。
1つは、実際にその人が図抜けた存在に
なっているのに、周囲がそれに気付いて
いない場合です。
自惚れているだけという場合もありますが、
自分の力の急上昇を本人はよくわかって
いても、周囲にはなかなかそれが伝わりません。
明かな結果を見るですとか、
その人の言動をよく見聞きしないと。
ですので、その場合は、本人がそのことを
理解していないと、なかなか周囲の協力を
得ることが出来ません。
渋野日向子プロの場合も、全英オープンの
前から、それだけの力があったはずです。
でも、ほとんどの人は全英オープンの結果で、
初めてその実力に気付いたと。
その後の国内での活躍もあり、
フロックではなかったと多くの方々が
考えている今、
渋野選手はほぼほぼカリスマの地位に
登りつめたと言えます。
渋野選手をCMに使いたかった企業は、
その前に気付いていれば、容易に安く契約
出来たでしょう。
そして、当の渋野選手は自分のレベル
アップを恐らくはその前から知っていたけど、
あくまでも謙虚に笑顔を振りまいていた。
まだそこまでの実績のない時に、女王面して
いたとしたら、ここまで人気は出なかった
と思います。
でも、これ、計算じゃないんですよね、きっと。
となると、
「いつもニコニコした素直な良い子を育てましょう」
ってことでしょうか?
笑顔は周囲の人を幸せにします。
2020.6.3
もう1つのパターンが、図抜けたものが
本当にかけらもないのに、あると本人が
信じ混んでいる場合ですね。
権限だけを与えられた場合に、
それが起こりがちです。
与えられた権限に周囲が畏怖している
だけなのに、自分の能力に畏怖している
と勘違いするケースです。
権限付与は必要ですが、よく考えてから、
或いは、取扱説明書をよく読んでから
お願いしたいものだと思います。
そして、勘違いせず、その権限に
ふさわしくと努力する方もいます。
でも、人間は弱く、いつしかそれに慣れ、
濫用するようになります。
長期政権を握った人物は、ほぼ確実に
終身権力をと図るようになります。
ですので、賞味期限の確認もよろしく
お願いしたいものです。