やる前の行動で次の行動が大体わかるため、
それを裏切られるとそれゆえに感動を呼んだり、
反対にがっかり感が生まれたりします。
映画、小説なども、多分、ここが一番大事な所で、
予想通りという結末になると、そこまでは面白かった
にせよ、最後にはがっかり感が生じます。
逆に、予想もしていなかった結末だと、もう本当に
感動する場合があります。
有名な原作を映画化した場合、結末が異なることが
多々あるのも、そういった理由からでしょう。
ゴルフでも、例えば素振り。
回数は人によって違いますが、何度か素振りを
した後、一旦、停止した後に多くの人はショットを
放ちます。
そのため、一旦停止した後のスイングが実はこれも
素振りだった場合、
「なんだよ、打つんじゃねえのか?」
と、同伴者全員がずっこけます。
そういう人、います。
パッティングもそうですね。
何度か素振りをした後、一旦、停止。
「次は打つな。」と後方フェアウェイから見ていると、
おもむろにスタンスを解く。
この動作だけで、「もう一度ラインを見直す気だな」が
丸わかりになり、後方フェアウェイで待ってる
全員が天を仰ぎます。
ええ、あなたのショットなりパッティングなりが
終わるのを首を長くして待っているんですから、
それを裏切ってはいけません。
2023.12.16
「期待を越える」「期待を裏切る」の違いと同じです。
予測して勝手に期待している方が悪いと言われれば、
むげに否定も出来ませんが、わかっちゃうから
仕方ないんですよねえ。
会社で急に会議なんて言われると、
「まあ、ろくでもないことが始まるな
(or見つかったな)。」
ということがすぐにわかります。
急に会議が開催され、「臨時ボーナス支給!」
なんてのは、あり得ないです。
そして、経営者が話すだろう言葉も大体、予想が
つきます。
「未曽有の危機」「全社一丸となって」とまあ、
こんな所です。