PGMは2024年6月末で148のゴルフ場を運営して
いるそうです。
参照 PGMホールディングス
一方で、アコーディアは2015年9月現在で、
「全国137のゴルフ場と25のゴルフ練習場を運営」
だそうです。参照 アコーディア・ゴルフ
上記の数字は2015年ですので、今はもう少し
増えているでしょうから約140のゴルフ場と
考えてよいと思います。
結果、両社合わせると約300ほどのゴルフコースを
運営ということになります。
一方で、一体、日本にはいくつのゴルフコースが
あるのか?
これ、ネットで調べると、3,140だとか、2,123、
或いは、2022年3月末で2,189という数字などが
出て来ます。
一方で、日本ゴルフ協会の資料では、2001年で
2,460とあります。
その時点からはいくつかのコースが廃業している
こともあり、大体、今時点は約2,100ぐらいかと
考えています。
となると、2,100に対してPGM・アコーディアは
約300ですので、約14%に過ぎません。
私、実は両グループの名前を聞くことが非常に
多いため、もっと多いのかと思っていました。
例えば日本のゴルフ場の40%ぐらいを占めている
のかしら?というぐらいに。
でも、そこまで多くはないんだとちょっと拍子抜け
もあります。
ただ、現在は約14%に過ぎないと言っても、両グル
ープは過去にどんどんと傘下コースを増やして来て
います。
そして、現在その傘下ではないコースも全てが
問題なく運営できているとは決して言えず、
今後、傘下となるコースも出て来るでしょう。
となると、やっぱり今回の出来事は大きな影響
を日本のゴルフ場に与えるような気がします。
そして、先を予想することは怖いけれど、思い
付くことを書いていこうと考えています。
2024.12.30
先のことなんてそりゃ鬼が笑うと思いますが、
ゴルフコースに勤める者としては興味深いし、
避けては通れないことでもありますので。
JGAやLPGAにも影響が出るでしょうし、コース
運営、例えば年会費だとか会員権価格にも
影響が出て来るような気がします。
もちろん、現在のビジタープレーフィーの低下
傾向は、アコーディアが音頭を取ってきたことだと
考えていますので、その部分も。
いろいろと影響が出て来そうです。
株式市況は即座に反応したようですし。
ちなみに日本のゴルフ場の総数。
時間があれば数え上げられると思いますが、
短時間では難しいです。
JGA傘下の各地区連盟、この辺りでは中部ゴルフ
連盟が該当しますが、そこに加盟していないコース
もあります。
一方で、楽天やGDOでは予約できないコースも
存在しますので、こちらからカウントすることも
難しいです。
結果、どうしても「大体」という数字になります。