①過疎地域はいざ知らず、人口密集地にあるコース
のビジターフィーを極端な低価にすることはない。
⇒人口密集地ではビジターフィーが上がっていく。
②メンバーも大事にするため、ビジターフィーが
上がって来るのであれば、その分、人口密集地
ではメンバーになろうとする人が増えて来る。
③人口密集地では②の結果、会員権取得価格が上昇
傾向になる。
恐らく、これまで述べてきた理由により、①は
予想どおりになると思っています。
が、②③ですね。
両者はリンクした話です。
従って、②が実際にそうなれば、③も必然的に
そうなっていきます。
メンバーになろうとする人がどんどん増えて
来ているのに価格は据え置きのままなんてのは、
需要と供給の関係からあり得ない話となります。
で、②メンバーも大事にするため、ビジターフィーが
上がって来るのであれば、その分、人口密集地
ではメンバーになろうとする人が増えて来る。
PGMによるアコーディア買収のタイミングで、現在、
次の状況があるんですね。
ゴルフ業界の隆盛はいつまで?②
この話は以前、↑でさせて頂いたんですが、
私の生まれた〇のすぐ後に第二次ベビーブーマーの
塊がいます。
団塊ジュニアの方々です。
基本的に、現在、メンバーになろうとする方は、
サラリーマンの方々、それも60才前後で退職が
見えて来た方々に多いです。
そして、その団塊ジュニアの方々はまさにその年代
に差し掛かっています。
彼らがコースメンバーになることを考えた場合、
バブル期のように新規コースがどんどんと作られる
という状況にはならないでしょう。
結果、彼らがコースメンバーになろうとする場合は、
名義変更によって取得するしかないんですね。
即ち、名義変更料の高騰による取得価格上昇です。
ひょっとすると、PGMは今がこの時と狙ってアコ
ーディアの買収をした可能性もないことではない
と思っています。
タイミングとしては、非常によいタイミングだった
と思います。
そして、
②メンバーも大事にするため、ビジターフィーが
上がって来るのであれば、その分、人口密集地
ではメンバーになろうとする人が増えて来る。
③人口密集地では②の結果、会員権取得価格が上昇
傾向になる。
これ、来るんじゃないでしょうか?
2025.1.5
その傾向が見え始めたら、多くのコース担当者の
考えることはただ1つ。
「名変料値上げ」です。
そりゃ、需要が高まり、対象世代の方々が多いなら
そちらに動くでしょうねえ。
私も親会社の社長に話をし、そのように動くことで
ょう。