「前の組にぶっち切られ、前の組から1ホール
どころか、2ホール近く離されてしまった組の
後半は最終組スタートに変更」
ということを実施する場合の合理性の説明ですね。
確かに一見めちゃくちゃに見えるとは思います。
でも、実際に起き得る現象を検証した場合、どう
感じるか?
★来場者数120人(OUT・IN各60人スタート)
★多くの組はハーフ2時間半を超えないでプレー可能。
★OUTトップの4人組がいきなり3時間プレー。
(その後の組はみなハーフ3時間プレーに)
発生する現象
①OUTの組は、OUTもINも全員ハーフ3時間に
⇒2時間半以内にプレーできる56人が各30分遅れになる
トップ4人以外の56人×(前半30分+後半30分)=計3,360分
②INの組は60人全員が後半OUTのみハーフ3時間プレーに
⇒60人×後半OUT30分=計1,800分
③OUTスタートの組の休憩時間には変化がないものの、
INスタートの組の60人は全員30分ずつ休憩時間が
延びる。
⇒60人×昼休憩30分=計1,800分
結果、
3時間プレーを引き起こした4人以外の人が被った
余分な時間の合計
①+②+③=6,960分=116時間
上の表の場合、ハーフ3時間の方の昼休憩の総時間
は、5時間半×4で、本来元々、40分程度は昼休憩が
ありますので、
5時間半×4-40分×4=1,160分≒計19時間
プレーの遅かった4人には、合わせてこれだけの時間を
負担してもらうだけです。
それで、他の人たちの総時間116時間の半分ほどが
救われるのですから、本来はやって当たり前という
制度だろうと思っています。
*既に前半、3時間プレーをしてしまっているため、
116時間の全時間が救われるわけではない。
コスパだけでなく、タイパという考え方も普及して
いる現在、考えても良いと思います。
そして、ハーフ3時間プレーがなく、全員が2時間半
以内で回って頂ければ、総時間116時間の全てが
消えますので、本当にスロープレーはダメですね。
2025.1.8
ハーフ3時間プレーをしている方々、「これぐらい
なら」、「ゴルフぐらいゆっくりやらせろよ」と
思っていらっしゃるのかもしれません。
でも、この方々の行為は多くの人の大迷惑になって
います。
総時間6,960分というのは116人で割ると一人当たり
60分、ちょうど1時間ということになります。
たった1組が3時間プレーをするだけで、他の全員が
無駄と言っては語弊があるかもしれませんが、余分な
1時間待ちを強いられることになります。
そして、この1時間、全て待ってる時間なんですね。
ショットだとかパターをしている時間ではないです。
全て、ぼ~っと待っている時間です。
待ち時間が分断されて来ますので気付きにくいですが、
1時間、何もすることなくぼ~っとというのは本当に
きつく、もったいない時間です。
もう1つの方法として、
「2ホール近く離されてしまった組は後ろの1組を
先に行かせる」
という方法もあります。
でも、この方法だと結局その組はどんどんと
後ろに行くため、最初っから下げた方が手っ取り
早いです。
更に、そのつど1組ずつ先に行かせるというのは、
コース関係者を張り付かせる必要がありますので、
コース側としても余分なコストになるんですね。
ええ、たいへん虫の良い話ではありますが、ぜひ
PGMでこの制度を実施頂ければと願っています。
実施頂ければ、当コース、すぐに追随させて頂き
ます。
ちなみに今回はハーフ3時間の例で計算しましたが、
2時間40分だろうと50分だろうと数値が変わるだけで、
遅いプレーが他の方々に迷惑を掛けることにはなんら
変わりがないです。
2時間半でも本当は遅いと思っており、他の方々の
ためにもスピーディなラウンドをお願いいたします。