2010年のJLPGAはこの2人に
席巻された年だったと思います。
JLPGAの賞金女王は次のように推移していました。
2006年 大山 志保
2007年 上田桃子
2008年 古閑 美保
2009年 横峯 さくら
そんな中、2010年は開幕戦から
似たような体型の2人の韓国人選手に
JLPGAは翻弄されます。
最終成績は次の通りでした。
パク・インビ選手は既に2008年の
全米女子オープンチャンピオンであり、
海外メジャー参加等の理由でJLPGAには
14試合しかしておらず、それでこの成績です。
アン・ソンジュ選手は2017年現在で
3度の賞金女王になっているご存知の強豪。
今考えれば、不思議でもない結果ですが、
開幕当初は見知らぬ二人のデッドヒートが続き、
一体どうなってしまうのかと思ったものです。
片や色が白く、石膏像のような雰囲気で
決して華麗とは言えないフォームの
パク・インビ選手。
片や日焼け気味で、
島のお偉いさんの娘さん?
という感じだったアン・ソンジュ選手。
昨年まで見ていたJLPGAが別物に
なってしまったようにも見えました。
また、この時期は他に申ジエ選手や
フォン・シャンシャン選手など
後に世界で活躍するぽっちゃり系の選手が
ここに集まっていたという感じもあり、
今考えれば凄く豪華だったんですけど、
当時はそうなんだとは露知らずです。
さて、先のヤマハレディースでは見事に優勝した
アン・ソンジュ選手。
彼女は、時折、鋭い視線を見せるんです。
僕は、若い頃の舘ひろしさんに
似ていると思っているんですけど。
2018.4.5