このシリーズ、これで最後です。
これまで述べてきた理由により、安易に
「ギャンプル依存症」なんて言葉を付けて
報道すべきではないです。
単に「違法ギャンブルの精算のために窃盗をした」
だとか、「ギャンブルに嵌り」という言葉で報道を
すべきです。
「ギャンプル依存症」なんて言葉を付けると、
どうしても「病気だから」というフォローの
意味合いが入ってしまうように思います。
そして、一番の問題は、「ギャンプル依存症」
そのものではないです。
以前書いた、
⑤負けたお金をギャンブルで取り返そうとする
これは依存症だからではなく、元々の脳力の
問題のような気がします。
働いた給料で通帳のマイナスを消す人、新たに
働き出す人の方が圧倒的に多いはずです。
もちろん、給料だけじゃもう埋められなくなる
ぐらい負けちゃったというケースも多々あるで
しょう。
そん時は、どういう行動を取るか?
宝くじかギャンブルか、親族への無心、
或いは、犯罪に走るしか手がないんですよね。
で、さすがに親族、犯罪はきつい。
結果、「ギャンブルで取り返そうとする」ではなく、
正しくはほぼそれしか方法がなくなるです。
の中の、
宝くじかギャンブルか、親族への無心、
或いは、犯罪に走るしか手がないんですよね。
で、さすがに親族、犯罪はきつい。
結果、「ギャンブルで取り返そうとする」ではなく、
正しくはほぼそれしか方法がなくなるです。
の部分ですね。
ツケでギャンブルに負けた場合、その取り立ては
悠長なことを言ってはくれないでしょう。
ですので、短期間で大金を手に入れようとすると、
正業では追いつかず、もう手段は「宝くじ」
「ギャンブル」「親族」「犯罪」しかないです。
そして、「宝くじ」もダメ、「ギャンブル」も
もうダメ、「親族」でも手に負えないとなれば、
必然的に「自殺」か「犯罪」しかありません。
「自己破産」という方法もありますが、相手が
非合法の場合は、それで済むということもないで
しょう。
これが一番の問題であり、「ギャンプル依存症」
に対しては、カウンセリングをする組織なんての
よりも、こちらの対策の方が重要となります。
2024.4.6
まあ、対策っていったって、そりゃ難しいです。
相手が相手という場合もありますし、相手が相手
だから、そのギャンブルの結果は無効と裁定する
方法もあるかもしれません。
でも、相手が相手だから相手は納得せず、別の
方法を考えて来るでしょうし、カモにされた方は
無事というのはなかなか難しいです。
ですので、そもそも非合法なんかに手を出しては
いけないし、にこやかにすり寄って来る連中を
相手になんかしちゃいけないって話です。
となると、やっぱり本人の責任問題であり、もし、
その判断能力がないなら、そういう人を社会に
出してはいけない、雇ってはいけないという話に
なります。