ホットな話題でもあり、少々おまけ話を。
ギャンブルの必勝法はあります。
資金が無尽蔵にあるとした場合という条件はある
のですが、「負けた倍の金額で次の賭けをする、
そして勝つまでそれを続ける」というものです。
負け続けても、いつかは勝てるでしょうから、
その時がくれば問題は起きません。
が、なんらかの細工をされ、いつまで経っても
勝てないとしたら?
本当に無尽蔵の資金があればいいんですが、
そんな人はいません。
今回の大谷さんの通訳氏の件、これで胴元側に
はめられてしまったのかもという気はします。
もしそうなら、通訳氏も大谷さんの通訳だったが
故の被害者という側面はあります。
また、問題となるのは誰が送金したかなんですが、
大谷さんに許諾を求めれば、必ず、周囲の弁護士
などに相談をすることが想像されます。
そのため、その時に大金を送金することが最大
課題であったろう通訳氏にはそれはとても取れない
選択肢だったでしょう。
となると、通訳氏が何らかの方法で資金を窃盗し、
送金というのが、考えられるストーリーのような
気がします。
依存症で冷静な判断を失ってではなく、現在の
窮地を脱するにはそれしか方法がなく、冷静な
判断でそれを行ったのでは?と。
また、普通の判断であれば本命と対抗にドンと
賭けるということが多いのでしょうけど、一定額の
金額が必要となった場合は?
勝負の確率の問題ではなく、どの倍率なら欲する
金額が手に入るかで購入馬券を決めてしまうん
ですね。
これで、負けを増やした可能性もあると思います。
宝くじ購入で当たる確率を増やすために、購入額を
どんと増やすというのは、理に適っていると言える
かもしれません。
ところが宝くじの当選確率は、天文学的な低さです
ので、たいして確率は上がらず、結局、アウトです。
10km先のアーチェリーの的を当てるのに、10km
からでは難しいけど、その1m前の9.999kmから
なら当たるのか?というのとほぼ同じ理屈の話です。
2024.4.7
いろんなことを経験したり、見聞きすると、
いろんなことを覚えます。
特に、痛い目に遭ったことは忘れません。
逆を言うと、痛い目に遭わないと身に沁みない
という面もあります。
ですので、信頼できる先人の言葉はよくよく
噛みしめるべきだと思います。
論理的に考えるとしても、論理的に考える
ために必要な事実の総数が圧倒的に不足して
いて、的外れな結果になることは多いです。
もちろん、こういう結果にしたいという結論が
先にあって、その結論となるように材料を集める
場合は、当たり前のようにその結論は当たりません。