今から9年前の2008年頃の
ほぼ同時期だったと思います。
キャロウェイとナイキから
四角い形状のドライバーが出ました。
海外プロが使用するなどプロからも信頼を得ている・・・
という言葉もあり、
性能向上のためにあえてこういう形状に
という謳い文句だったと思います。
実際に、多分、性能は問題なかったでしょう。
が、その追随商品は出ませんでした。
売れなかったのだろうと思います。
やっぱり、これは性能うんぬんよりも
ひとえにデザインが好まれなかった
という気がします。
上の写真の比較のとおりです。
加えて、ナイキのサスクワッチ(写真左側)は、
練習場でそのインパクト音が凶器と化すため、
余計嫌われたのではという気がします。
「ペキョーン」「ペコーン」という
非常に甲高い耳障りな音で、
所有者がそれを打ち出すと周囲はみなそちらを向き、
「何でそんなクラブをこんな所で使うんだ?」
という非難の眼差しを向けたものです。
今考えると「非難の眼差し」なのに、
みんながそちらを見るものだから、
打つ人は「みんながびっくりしている」
と思っていたのかもしれません。
たいていの人は「どうだ!」
という顔で打っていましたので。
私はそのドライバーの所有者が横に来たりすると、
申し訳ないけど、即座に打席を移動していました。
クラブには性能以外に
デザイン性とインパクト音も重要
だと本当に思います。
で、ナイキはなんでこんな打球音のドライバーを
と思っていたのですが、
ある日、ヘッドスピードの速い人が
そのドライバーを使うと、凄くよい音が。
ということは、プロクラスの人で試打を重ね、
商品化したということなんでしょうか?
ヘッドスピードがあまり出ない人でも
爽快な音のするクラブがあれば、
すごく売れるような気がします。
いい音で気持ち良くラウンドしたいですから。
パターで有名はスコッティ・キャメロンなんて
実はインパクト音がすごく良いだけでは?
と思う時もあります。
使ったことないですけど。
2017/11/18