上図のようなことがありますので、
「凍っているとグリーンは速い」
というイメージを植え付けられがちです。
でも、寒い時期でもゴルフをよくされる方は
ご存じのように、「凍っているからグリーンも
速い」ということはないんですよね。
凍っていて霜が立っている時は、霜が障害物
となり、グリーンはかなり遅くなります。
そして、霜が融け始めると、今度は水分が残って
グリーンは遅いままです。
その後、天気の良い日だとその水分が蒸発して
初めて、グリーンは速くなり出します。
芝はペッチャンコで、その下は凍ってカチカチ
ですので、霜が融け、その水分が蒸発すれば
いつも以上にグリーンは速くなります。
これ、経験を積まないとそういうことが起きがち
とはわからないし、わかっていた所で、目の前の
グリーンが今どういう状態かの判断は難しいです。
日は当たらなかったけれど風で乾いてという
こともあるでしょうし、その乾き具合の判断も
訳がわからないです。
そのため、冬のグリーンは特に難しいという
イメージが私にはあります。
2024.1.31
冬のグリーンは基本、速いです。
凍っていなくても雨が少なく土壌の水分が少なめで
コンパクションは高め、芝は元気なく寝がちですので。
ただ、霜が立っている時だとか、霜が融けた時は、
いつも以上に遅くなり、パッティングに混乱が生じ
がちという話です。
最悪なのは、下りライン。
「めちゃ速いぞ」と思いながら抑えて打ったら、
半分もいかずに再び下りのパットが残るという
場合ですね。
もう4パットだけは打たないようにと、距離を
合わせるだけで、それは神頼みの世界です。
まあ、ドライバーショットがOBになるならない
にも、神頼みの面はありますけど。
特に、両サイド共にOBの可能性があるという
ケースですね。