グリーンが鹿にかじられています。
先日、ブログに書かせて頂いたように、食物
不足でグリーンの芝が一部、鹿に齧られています。
鹿にも個性があるのか、芝の齧り方にはいくつかの
パターンがあるようなのですが、上の写真の場合は
白くなっている部分が鹿の齧った跡となります。
冬季ですので、芝の成長は非常に遅く、それを
保護育成するために、現在、グリーンに対して、
砂入れとエアレーションを施しています。
かなり接近して撮影しましたので、ちょっと
大きく見えるかもしれませんが、黒い穴の
部分がエアレーションの痕です。
鹿に齧られた部分はグリーンの周辺部に多く、
パッティングのメインになる部分にはさほど
影響が出ていないという点は救いとなってます。
が、こういうメンテナンスが気になるビジター
さんは、グリーンがこういう状態ですので、
ご来場を避けるようお願いいたします。
慣れたメンバーさんは
「こんなもん、冬・春の定期メンテだわ。
やってくれにゃ、かえって困るわ。」
で、何も苦にはされないと思いますが、慣れて
いない、または、そういうことを知らないビジター
の方々。
「グリーンが穴ぼこだらけ。
まともにパッティングが出来ない。」
「グリーンが穴ぼこだらけ。
コースメンテがなってない。」
等、クチコミで大騒ぎされるのもうっとおしい
ため、よろしくお願いいたします。
ええ、当コースに限らず、特に春先は各コースで
行われる定期メンテですので、そういう方々は、
しばらくゴルフを止められた方がいいと思います。
2024.2.3
グリーンは上記のような状態でも、遠目から
見れば緑色に見えます。
が、近寄ってみれば、実際はこんな状態であり、
緑色の部分は非常に少ないです。
注 遠めからは緑に見えるのは、多少なりとも
芝の緑の部分に高さがあるため。
それは、実は夏のグリーンでも同様で、短く
刈り込むと緑色の芝の部分というのは本当に
体積としては少ないです。
緑の部分が多いと、めちゃ重いグリーンになって
しまうんですね。
いずれにせよ、冬は芝という生き物が生育しにくく、
コース管理としては非常に厳しい季節となります。