グリーン上の魔術師
3年前ですが、上記の記事を掲載したことがあります。
そして、こんなもんじゃないレベルで、
ボールを前に置いてしまう人もいます。
気持ちはわかります。
2mのパットだと、入らない可能性の方が
高いけど、1mの距離になれば入る確率が
格段と上がります。
そりゃそうしたいです。
でも、そこまでやってしまうと、
魔術師のテクニックの領域をはるかに超え、
モロバレです。
魔術師レベルでも簡単にバレる
のですから、こんな大胆なこと、バレないわけが
ありません。
でも、やってしまう人がいる。
ということで、その理由を考えてみました。
前にも記載しましたが、大山志保プロは
ラインが見える時は、茶色に見えるそうです。
諸見里しのぶさんの場合は、
優勝した日本女子オープンの時には、
ラインが全部白色で分かったそうです。
そのため、強弱だけを気を付ければよかったと。
多分、球を大きく動かしてしまう人も、
恐ろしいことにラインが見えてしまうんです。
が、悲しいかな、ボールの位置から見える
のではなく、途中からラインが見える。
そのため、どうしても見えている開始地点まで
何とかボールを持って行きたいと、強烈な欲求に
駆られてしまいます。
そのため、マーカーを放り投げ、どんどんと
ボールの位置を前に持って行くのではないか?
と。
いやあ、浅ましい、いや、羨ましいです。
私、ラインなど1㎜たりとも見えたことがありません。
2020.11.12
同伴者はそういうズルをみな分かっています。
でも、そんなに親しくないとなかなか言えません。
ただ、そういう人を軽蔑するだけです。
上手くやってると思っても、実はバレていて、
軽蔑されているのを本人だけが知らない
ということは世の中、いろいろあります。
ゴルフは人間性が出てしまいます。
気を付けましょう。
確かに、バレないように上手くやるというのは
人生を成功に導く1手段でもあり、人類に染み
ついてしまったものかもしれません。
でも、多分これからは絶対に他人が見ていない、
従って、バレないような状況でもズルをしない
ということが成功に導く手段になると思います。
だって、誰も見てないと思ってもばれやすい
時代です。
従って、そういう状況下でもズルをしないと
いうのは、実は誰かが見ており、それが大きな
信用になりますので。