もちろん、全国のコースの全てを
調査しているわけではありません。
研究家ではありませんし、
そこまでは少々面倒です。
でも、いくつかのサンプル調査と
その理由を考えれば、推定できます。
少しずつですが、
メンバーさんのプレー代はここ十何年で
上がってきているはずです。
大きな理由となったものは、
①消費税率のアップ
なし⇒3%⇒5%⇒8%⇒10%
これを値上げなしで乗り越えたコースは
まずないでしょう。
むしろ、値上げの好機になったケースも
多いと思います。
②乗用カート導入、カートナビ導入
乗用カートはほぼ全てのコースに導入され、
カートナビはそれを追いかけています。
実際に新規コストもかかりますし、
やむを得ない面があります。
導入しないと、メンバーさんや、
ビジターの方に「今どき?」とも
言われてしまいます。
③ウオッシュレット導入
「そんなもん、たいしたことないだろ!」
とは言うものの、結構かかりましたし、
ないとイヤでしょ?
④製氷機設備入替え
「これもたいしたことねえだろ。」
と思われるでしょうけど、
一昨年辺りから氷嚢を使用する方が
激増し、氷が足りないという状況が
発生しています。
⑤本当のというか、一番大きな理由
パブリックのコースもありますし、
未だに会員権の高いコースもありますので、
全てのコースではないかもしれません。
が、稼ぎ時の土日において、
メンバーさん増える(予約も増える)
⇒ビジターさんの予約枠を減らす
⇒客単価下がる
ということが起きており、コース側には
メンバーフィーを出来れば上げたい
という動機が継続的にあります。
でもそれはさすがにという葛藤もあり、
消費税の税率アップだとか、
カートナビ導入時にというケースが
多くなりがちです。
2019.9.22
ガソリン代が大きく値上がった時に
「ガソリン代高騰のため、カートフィー値上げ」
というコースもありました。
民主党政権になり、ガソリン代が半額以下に
なった時に、多くのメンバーは
「じゃあ、元に戻る?
いや、むしろ前よりも下がるだろ。
理由が理由だけに。」
と思ったものですが、そのままでした。
「なにい、まるっきり下がらんじゃん。」
値上げするにしても、大義名分がないと
了解を得られず、信用を失うため、
そう簡単には出来ないです。