こちらが近隣コースの距離とレーティングを
一覧表にしたものです。
その中の黒ティからの距離、もしくはその
コースにおける一番長いティ位置を距離の
長い順に比較してみます。
平尾(東コース⇒西コース)がトップに来て、
トラディション、額田西コース、メダリオンと
続きます。
各コースの黒ティを回ったことのある方であれば、
「似たようなもんだけど、まあそんな順番かなあ。」
ということは感想としてあることでしょう。
一方で、全てのコースの黒ティ、または、一番
距離のあるティ位置がかなりの距離を持つという
わけではないということもこちらでわかります。
で、そのティ位置からのゴルフの難しさは距離の
長さだけじゃなく、他の要素も絡んで来ますよ
というのがレーティングの存在意義となります。
距離はその中の一要素にしか過ぎません。
(かなりの比重を持つことは間違いないですが。)
そのため、距離だけではトップだった平尾が、
レーティング順ですと3位になってしまいます。
(僅差ですけどね。)
一方で、葵カントリーの家康コースは、距離で
言えば上位から離されていますが、レーティン
グは上位に肉薄しています。
葵カントリーをラウンドしたことはありませんが、
難しいコースなんだろうなあと思います。
2024.11.8
黒ティ、コースの基本設計はそこが基準だと
思うんですよね。
クロスバンカーの位置なども、黒ティからティ
ショットを打った際に入りやすくなるとかの
設計でしょうし。
でも、黒ティが一般ゴルファーにとって楽しいか?
もしくは、頭を使わなければならないから面白い
のか?
これって結構疑問なんですよね。
クラブ競技の最高峰、クラブ選手権だとか、
それに次ぐ位置づけの理事長杯ってのは、まず
黒ティで開催されると思います。
でも、そこに参加される多くの方々、ティショット
を打ってもクロスバンカーに届かないことが結構、
あります。
クロスバンカー近辺のフェアウエイが狭められて
いたとしても、そこまで届かず、広いフェアウエイ
狙いになります。
ですので、黒ティだから頭を使うということはなく、
その点では簡単です。通常の飛距離の方々にとっては。
ただ、距離が長いため、ティショットがナイスショット
であっても、ミドルホールでは3番ウッドが必要。
しかも、3番ウッドがきれいに当たってもグリーン
には届かないというケースが多々あります。
結果、スコアはいつもより悪くなる。
黒ティでよいスコアを出したいという気持ちはある
と思いますが、決して楽しいラウンドというわけでは
ないような気がします。