この話は、
専門家の話も科学的裏付けもない、
ゴルファーに伝わる伝承的な話です。
「いいか、カッパだけはなあ、
一番いいのを買わなあかんぞ。
安物のカッパはすぐに水を通して
使い物にならんくなる。」
なるほど。
(お店で)
すみません、一番高いカッパ下さい。
高いカッパのため、
使うたびに洗濯をするなど大事に手入れ。
「いいか、カッパはなあ、
絶対に洗っちゃあ、あかんぞ。
洗うと、撥水成分がみな落ちちゃうでな。」
ええっ!
もう何回洗ったかわからん。
薄黄緑色の言葉の中に、
どこまで真実があのるのかは知りません。
ハスの葉が水をはじく効果をロータス効果
といい、それを使って撥水剤というより
布地の構造で水をはじくようなカッパが
出てくるかもしれません。
既に塗料みたいなのは商品化はされている
ようですが、布地は柔らかいためか、
カッパにという話はまだないようです。
でも、そのうちに出てきそうです。
2020.7.13
カッパは水を弾くだけでなく、
通気性も確保する必要があります。
その両方を兼ね備えた素材として、
ゴアテックスが出て、もう40年は
経つでしょうか?
「水蒸気は通すが水は通さない。」
夢のような商品として世に出てきました。
初めてゴアテックスのスキーウエアを
買った時の感激は今も覚えています。
そして、驚くほど高かったことも。
一方で、構造を考えれば、ゴアテックスは
洗っても問題ないんじゃ?という考えも出来、
「絶対に洗っちゃあかんぞ。」
というのは、実はそのもっと前の
大昔からの言い伝えという気もします。