昨日の私のラウンドですが、
セロトニンが脳の中にあふれんばかりの状態で
スタートをしたものの、
ラウンドの進行とともに
徐々にセロトニンが減少していくだろうとは思っていました。
が、北の2番、左に引っ掛けOBを打った瞬間、
セロトニンが一瞬で消滅しました。
小学4年生だかの理科の時間、
水素と酸素の化学反応実験をしましたが、
その時の水素のように一瞬で。
どこに行ったのかもわかりません。
代わりに頭の中に残ったのは
「やってまった」
「やってまった」
「やってまった」
というリフレインだけでした。
結局、大体いつも通りの結果で終わり、
「やっぱりこんなもんだ」
と風呂場に向かったわけですが、
そこが「タラのレバー祭り」会場になっていました。
「あそこでもうちょっと寄ってたら」
「あれが入っていればー」
という会話がそこかしこから聞こえて来ます。
そうなんですよねえ、
ラウンド中こそどんどん落ち込んでいくんですが、
ラウンドが終われば「タラのレバー祭り」が始まり、
あれがああだったらああなっていた、次のラウンドの時は・・・
と次のラウンドへの期待が既に始まります。
そう、会員様が次の予約をされるのは、到着した時ではなく
圧倒的にお風呂から出た後の清算時です。
ゴルフで一番楽しいのは「前日の夜と行く道中」
と先回書きましたが、
厳密に言うと、それはピークになるのがその時で、
ラウンド直後からもう楽しみは始まっているんですねえ。
おかしなものです。
多くの場合、ラウンドしているその時が一番つらくて、
していない時が一番楽しいということになってしまいます。
が、多分、多くの方のご賛同を頂けると思います。
2017/10/10