「100の壁」「100叩き」というのはよく
言われる指標の1つだと思いますが、競技の
レベルによってそれぞれ目標となる数値的な
壁があるように感じます。
90の壁
一般的なコンペでは、90を切れば優勝orベスグロ
の可能性が高くなります。
さまざまなコンペの成績を見ているのですが、
やっぱり100を切る方というのは少ないです。
100切りが1人or2人のみというコンペは本当に
よくあります。
もちろん、「80台がずらり」というコンペも稀に
ありますが、多くのコンペでは100切り自体が
少ないため、「90を切れば」ベスグロor優勝の
チャンスがかなり高くなると思います。
80の壁
これは、企業対抗ですとかインター選手権など、
片手シングルの方々によるチーム戦での壁です。
今年の愛知県企業対抗でも、上位に来るのは
80を切った選手が何人いるのか?
という部分が一番の分かれ目という感じです。
もう少し言うと、
エースがパープレー前後で回り、残りの方々は
少なくとも2人が80を切る
というのが必勝パターンなのかもしれません。
70の壁
これはプロのトーナメントですね。
優勝できるかどうかは、
60台をどれだけ出せるか?
最少スコアをどこまで持っていけるか?
で、概ね決まるという感じがします。
70台を2回出してしまうと、下手をすれば
予選落ちの可能性も出てきてしまいますし。
2018.10.8
「普段、100なんてしょっちゅう切ってるのに
コンペになると・・・」
という方も多いと思います。
先日のインタークラブでも
「練習ラウンドでは全員80を切っていたのに」
というチームは多かったはずです。
ここ1番で普段通りのスコアを出せるのか?
という所にもゴルフの難しさがあります。
相撲で言う「稽古場横綱」ですね。
でも、例えば、コンペで確実に100を切って
くるという方は、実はプライベートでは
しょっちゅう80台で回られる方なんですよね。
本番ではなかなか実力が出せないという
ほうが一般的なのかもしれません。
100mで10秒フラット切りが話題になる日本
男子陸上陣も、たぶん練習ではみんな10秒を
切っているんだろうと思うんですよね。
それが競技だとなかなかなんでしょう。