パチンコ・パチスロ業界はその資金量故に
他の業種にも多大な影響を及ぼすのですが、
ゴルフ業界に対してのシンボル的なものは
PGMの存在でしょう。
ご存知の方も多いとは思いますが、PGMは
パチンコ・パチスロのメーカーである平和が
親会社です。
ただ、これは両業界の結びつきうんぬん
というよりも、
資金量のある所にたまたまタイミングよく
ローン・スターから話があったということ
だと思います。
もちろん、従事する方々の多さゆえ、
相当多くの業界関係者がゴルフ場を利用
または会員権所有という面はあります。
そして、繁栄を誇ってきたパチンコ・パチスロ
業界ですが、今の新コロナ騒ぎ以前に
昨日書きました美麗液晶開発競争他で、
業界規模が縮小という流れになっています。
美麗液晶・版権搭載、盤面びかびか
⇒版権使用料・開発費高騰
⇒遊技機の価格高騰
⇒ホールは回収率を上げ、購入費に充填
⇒パチンコ・パチスロプレーヤーの負担増大
⇒負担に耐えられず、止める人続出
⇒来場者の減った分、ホールは更に回収率を上げる
⇒止める人がますます増える
⇒それでも「より美麗に」は止まらない
⇒そこへコロナ騒ぎ
昨日、業界規模は20兆円というグラフを
掲載しましたが、20年ほど前はそれが
30兆円だったんですよね。
20年ほどで2/3に縮小し、まだまだ
その流れは止まっていない、そして、
止まる見込みもないと言える状況かと。
最大のターゲット層であった団塊の世代が
平均70才を超えてきた今、どうしていく?
ということは多くの業種で課題になっています。
ゴルフもそうですし、自動車、出版、放送、
みな同じです。
その中で、パチンコ・パチスロ業界は
特に不利な状況にという気もします。
2020.5.27
緊急事態宣言解除の今、ホール側は
自粛期間中の逸失利益を補てんしようと
必死でしょう。
抑えきれない気持ちを持つ方もお見え
かもしれませんが、
そのメガ回収期の終了するまでは、我慢
された方がよいと思います。
個人的には、それぞれ初代の「アレジン」
「フルーツパンチ」「パチスロ北斗の拳」が
あれば、一生楽しめたと思っています。
美麗液晶とはほど遠いタイプで、「アレジン」
「フルーツパンチ」については液晶どころか
7セグがメイン表示の遊技機です。
そして、何でこんなことになってしまったか
については、機会があれば書きたいです。
ただ、書くとなると巨大国家権力に立ち
向かうこととなり、ちと覚悟が要ります。
美麗液晶・ピカピカ装飾競争になった背景
には、権力の規制により本来のパチンコ・
パチスロの面白さが損なわれてしまい、
それをカバーすべくという面もあります。
追記2024.7.29
私の周囲ではある説が皆の賛同を得ています。
「パチンコ・パチスロをするよりもゴルフを
したほうが儲かる。」
もちろん、ゴルフをすれば1万円前後のお金が
必要となります。
でも、今の時代にパチンコ・パチスロを
ゴルフのラウンド時間分楽しんでしまうと、
平均で5、6万円負けてしまう。
だから、ゴルフをしたほうが財布的にはまだ
儲かるという話です。
全員が全員、そういうわけではないでしょうけど、
そういうイメージは出来上がりつつあります。