表題の件は今までにも何度か書いてきましたが、
ゴルフ場においては本当に頭の痛い事由です。
「スロープレー」がラウンド全般における
最大の頭痛種だとしたら、「不正行為」は
競技開催における最大の頭痛種です。
ただ、共に多くの場合、原因となった方々に
とっては不幸な結末が待っており、その点は
被害に遭われた方々にとっては救いです。
でも、滑稽と言えば滑稽な面もあります。
例えば、あるコースで女子のクラチャンを
取るようなゴルファー。
彼女、まあゴルファーとも呼べないんですが、
そのコースでは、「銭形平次」と呼ばれていた
そうです。
それは何故か?
彼女、グリーンに置いたボールマーカーを
周囲にはバレてはいないつもりで、ピンと指で
弾いて前に出すそうです。
それでついたあだ名が「銭形平次」。
パッティングは遠い人順に打ち、先に打つ
人のラインを参考にしますので、他の人の
ボールマークの位置は非常に重要な事項です。
それがため、普段は打てる人から打つ場合も
多いですが、競技時にそんなことをする人は
まずいません。
ですので、現場を見ていなくても、ボール
マークの位置が前に行っていればわからない
はずがないです。
本人は現場を見られていないからバレてない
と思っても、動かされた位置でほとんどの人が
それを理解します。
その噂が多くのメンバーの間に広まり、その人が
姿を見せるとクラブハウス内のあちこちから、
「あっ、銭形平次が来た。」
「違うわ、女銭形平次だ。」
「なら、銭形平子だ。」
「御用だ!」「御用だ!」「御用だ!」
そりゃそのコースには行きづらくなりますし、
実際に来なくなったそうです。
2024.3.21
捕物帖のTVドラマ、最近はめっきりと見なく
なりました。
『半七捕物帳』『右門捕物帖』『平次捕物控』
『伝七捕物帳』、『新五捕物帳』『人形佐七
捕物帳』などなど。
でも、毎週水曜日の8時から18年もの長きに
渡って放映された大川橋蔵さんのシリーズは、
記憶に深いです、
子供の頃、銭形平次のように10円玉をよく
投げました。
本当は5円玉の方が真ん中に穴が空いていて、
一文銭に近いんですが、5円玉はちょっと軽くて
飛びが悪い。
それで、やるとしたら10円玉でしたが、
小学生にとって当時の10円玉は貴重。
今の100円ほどの価値だと思います。
そのため、投げるとすぐ拾いに行っていました。
でも、当時は神社とか土の上で遊びます。
投げた10円玉が土の茶色と混じって、
なかなかわからなくなるんですよね。
ましてや夕方。
よくみんなで探していましたが、深くなる
夕闇と共にどんどん探しにくくなります。
諦めて翌朝、探しに行くこともありました。