「ネット」でどこでも予約できるから
会員権なんていらない
という言葉はよく聞き、それは別に
いいのですが、これを普及させる原動力
となったのはおそらく団塊の世代の方々です。
予約サイトの始まった時期を調べて
みたのですが、特定は出来ませんでした。
自身の経験から言えば、1995年頃に
楽天GORAの前身であるGORAで
予約を取っていますので、
その数年前には誕生していたのではと
考えています。
初めて予約した時には、既にかなりの
コースが予約可能になっていましたので。
でも、半信半疑だったんですよね。
それまではコースメンバーしか予約を
取れなかったのですから。
そのため、来場した際には
「紹介者の欄、GORAって書けば
いいんですか?」
と、恐る恐る聞いたものです。
いずれにせよ、予約サイトの登場は
時代の要請に応えたものでした。
団塊の世代の方々は、しょっちゅう
接待のチャンスがあるわけでもなく、
メンバーでもない自分では予約出来ない。
一方で、新興のゴルフ場は会員数が
まだまだ少なく、来場者をなかなか
確保できない。
予約サイトは両者にメリットがあり、
両者を結び付けるものだったでしょう。
そして、更に長い目で見れば、
以前よりも簡単に多くの人が使える
システムであるため、ゴルフ人口の
底上げに貢献してきたと思います。
「ネット」でどこでも予約できるから
会員権なんていらないという方々を。
2019.9.10
「おごれるもの久しからず」
「万物は流転する」
ではないですが、
ネット予約も変化してくると思います。
ネット予約は、手数料をコース側が運営会社に
支払うという前提があり、なら、自分とこで
ネット予約サイトをという考えが当然出てきます。
既に多くのコースに自社サイトがあり、運営
会社のサイトよりも値引きされた金額の設定が
多くなっています。
「コース側のサイトで予約すれば、
確かに皆のプレー代は安くなる。
が、そっちで予約をしてしまうと
人数分のポイントが自分に来なく
なる。はたして、どうしたものか?」
ハムレットのように悩みに悩んで
しまう幹事さんは多いと思います。