ゴルフの恐ろしさ
ゴルフの恐ろしさⅡ:人間性の暴露
と過去二度に渡ってゴルフの恐ろしさを
書かせていただきました。
多くの人にとっては「まあねえ。」
という内容だったとは思いますが、
今回の話は本当に恐ろしいですよ。
少し前にある男子プロがスコア改ざんをし、
10年間の出場停止となりました。
覚えていらっしゃる方も多いとは思いますが、
その理由まで憶えていらっしゃる方は
少ないのではないでしょうか?
「悪いことをしたから」
「スポーツマンシップに則っていなかったから」
てなことではないですよ。
まあ、近いですけど。
ゴルフ規則第1章の
「ゴルフの精神」への重大な違反行為
がその理由です。
その「ゴルフの精神」を
全文、ここに書いてみます。
ゴルフはほとんどの場合
レフェリーの立ち会いなしに行われる。
確かにそうです。
自分自身が最大のレフェリーです。
また、ゴルフゲームは、
プレーヤーの一人ひとりが
他のプレーヤーに対しても心くばりをし、
ゴルフ規則を守ってプレーするという
その誠実さに頼っている。
個人の「誠実さに頼っている」だけだから、
危ういと言えば危ういですよね。
プレーヤーはみな、
どのように競い合っているときでも
そのようなことに関係なく、
礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら
洗練されたマナーで立ちふるまうべきである。
身の引き締まる部分だと思います。
これこそが正に、
ゴルフの精神なのである。
ゴルフだけでなく、
人間としての在り方の話ですよね。
冷や汗を流された方、
目が泳いだ方、
過去がフラッシュバックされた方、
いらっしゃいますよねえ?
プロではありませんから、
出場停止とかそういうペナルティはありませんが、
メンバーさんであれば
「ゴルフの精神」への重大な違反行為と判断されれば、
除名を宣告されても多分文句は言えません。
(まあまずないでしょうけど。)
ビジターの方であっても、
そのゴルフ場からの退場を宣告されても
文句は言えないでしょう。
(まあまずないでしょうけど。)
でも、ご自身のためにお振り返りください。
「ゴルフの精神」を順守してますか?
他のプレーヤーに対しても心くばりをしてますか?
私も多々反省せねばなりませんが、
でも、このクリスマスの日に
「本当にゴルフは素敵なスポーツだなあ。」と
改めて思いました。
よく痛めつけられますけど。
2017.12.25