競うという観点からすると、
①絶対的な数値を競うもの
②ルール上の勝敗を競うもの
③客観的な出来栄えを競うもの
の3通りにスポーツは分かれます。
①は陸上競技ほかタイムレース、
距離競技などがそうです。
②は格闘技などがそうで、球技なども
得点という数値を競いますが、
ボール支配率だとか打率などは
参考記録ですので、②と考えても
良いかもしれません。
で、③は体操が代表的です。
比較しやすくするため、評価点等、
多くの場合、数値を使用しますが、
タイム等の絶対的なものではありません。
①は更に、満点を出すことが可能なものと、
ほぼ不可能なものに分かれます。
例えば100m走。
孫悟空でもない限り、1秒で走ることは
不可能です。
それに比べて、例えばボーリング。
ストライク1回を出すことは
ビギナーでも、可能性があります。
そして、満点の300点。
アマチュアでもいらっしゃるでしょうし、
プロであれば何人でもいらっしゃり、
決して不可能ではないです。
一方で、ゴルフの場合の満点は?
と考えた場合は、ホールインワンであり、
18ホール18ストロークでのホールアウト
となります。
ホールインワンはビギナーでも決して
不可能ではない反面、
18ストロークでの18ホール終了は超一流の
プロでも、多分、未来永劫に無理です。
その一方で、ハンディキャップを使い、
②のタイプの競技も出来ます。
陸上や水泳にハンディ戦はありません。
こういう点で、ゴルフはかなりレアな
スポーツという気がします。
2020.5.9
「だからゴルフは凄い」ということでは
ありません。
でも、だからこそ、ゴルフは年齢層が
広いのでしょうし、飽きることが少ない
という気がします。
ゴルフを辞めるにしても、それは飽きる
のではなく、何度も大泣きしてという部分が
大きいと思います。
そして、プレーをすることが出来る設備が
圧倒的に多いという面も特異と言えば、
特異です。
それは競技人口の多さ、広さゆえ
という部分から来ています。
サッカーやラグビーの出来るグランド
というのも多いのですが、
使用許可はそんなに簡単には取れず、
それも含めて多いとは言えないです。