メンバー制という点も特異です。
イギリスなんかですと、ポロだとか、
他のスポーツでもメンバー制はあるのかも
しれませんが、
日本ではゴルフしか私は知りません。
私が知らないだけで、メンバー制の
紙相撲クラブなんてのも秘密裏に存在
しているのかもしれませんが。
メンバー制とそうではない場合で
何が違うのかというと、場所の確保と
準備の手間に大きな差が出ます。
大会に参加でもしない限り、
一般アマチュアが競技方式でプレーを
することは相当に難しいです。
仲間を10人集めて柔道大会。
なかなか集まらないですし、
場所の確保もそれなりに難しいです。
野球・ソフトボールもそうです。
自分の仲間の都合、対戦チーム探し、
そして、グランドの確保。
ラグビーも大会参加の場合は良くても、
クラブチームで練習試合となると、
相当難しいものがありました。
メンバー制ですと、会場は連日用意され、
コンペをやると言えば、集計・表彰式の
準備も思いのままです。
一人で思い立って「今日、ゴルフを」
という場合でも、メンバーさんなら
メンバータイムがあり、行けばゴルフを
楽しむことが出来ます。
こういう部分が、メンバー制の良さであり、
競技人口の広さにもつながっていると
思います。
2020.5.9
もちろん、メンバー制のコースだからと
言って、どのコースにもメンバー制がある、
やりたい時に満員でさえなければいつでも
やれるというわけではありません。
メンバータイムのないコース、
あっても曜日が指定されている場合、
時間帯も指定されている場合等、
いろいろあります。
前にも書かせて頂いた通り、
当コースではメンバータイムを重視して
いますので、
前日の夕方、当日の朝にメンバーさんから
電話というのは日常茶飯事です。
「今から出るけど、どっか入れる?」
「何時頃ならこちらに着きそうですか?」
「10時半? 枠はご用意できますが、
今日の今日だとお1人になるかも。」
「うん、それでいいでお願いします。」
ということもちょくちょくあります。
もちろん、
「1人じゃやだで、明日にする。明日は?」
もありますし、
「じゃあ、もう1人探して2人で行く。」
ということももちろんあります。
勝手に誘われることになっているもう1人は、
そんなことも知らず、呑気に朝風呂かも
しれません。
大慌てですねえ。