ゴルフの難しさ:シャフトは思いのほか柔らかい
ゴルフの難しさ:カップが小さい
ゴルフの難しさⅢ:自分で自分をレッスンできない
ゴルフの難しさⅣ:打った後は運任せ
ゴルフの難しさⅤ:意識と実際は異なる
ゴルフの難しさⅥ:重いヘッドをコントロールできない
技術っちゅうのは上の者から見ると
この下の者はみんな見えるんすよ。
下の者から上見たって上のレベル
見えないんすよ。
「江」のつく投手は問題児ばかり
と言われた筆頭でもある
江夏 豊さんの言葉です。
他の問題児は「江川卓」・
「江本孟紀」の両投手ですが、
みな昭和の大投手です。
そして、この言葉にゴルフの難しさも
集約されている気がします。
ご自身よりお上手でない方のショットは
何がミスショットの原因だったのか
たいていわかりません?
反対に、ご自身よりかなりお上手な方が
ミスショットした場合、何が悪かったのか
よくわからなかったというご経験は?
他のスポーツでもあります。
柔道・相撲等の格闘技系では組んだ瞬間に
相手の強弱が大体わかります。
体格が自分より大きくても自分より弱い選手
相手だと自分の投げやすいように相手を動かす
ことは容易です。
逆に自分よりも強い場合は?
相手の方が体格が多少劣っていても身体が岩石で
出来ているのは?と思うぐらい、相手を動かせ
ません。
ラグビーでもそうでした。
自分よりも下手な選手はどのくらい自分より下手
なのかがわかります。
でも、自分より上手い選手はどのくらい自分より
上手いのかがわからないんですよね。
下手をすると自分と同じぐらい?
と思えてしまうんですけど、結果が全然違います。
同じぐらい?と思った時は、相手の方が
上と考えた方がまず間違いありません。
仕事でも同じです。
教え・見本をどこからでも入手できるように
なった昨今ですが、
ならば上手い人がそれに比例して増えたか?
というと決してそんなことはありません。
結局、自分のレベルを超えた知識は
理解がしづらい、
勘違いしてしまいやすい、
理解できてもなかなか実践できない
等があり、なかなか自分のものにはできず、結果、
そう簡単には上達しません。
まあ、今回の件は当然ながらゴルフに限定した話
ではないのですが、
ゴルフは飛ばさなくちゃいけない、勝手に曲がって
はいけない、寄せ・パットをコントロールしなけ
りゃと課題項目が多いような気がします。
2018.7.22
そういう点から、そのスポーツに詳しくない
指導者のチームがその指導者の力で強くなる
ことは稀です。
多くの場合、弱くしてしまいます。
多分、ゴルフが上手くなるためには、よいコーチ
につくのが一番ですが、よいコーチとは?が既に
私たちではなかなかわかりません。
コーチ同士でも、自分より教え方が下手なコーチ
のことはわかりますが、自分より教え方が上手い
コーチとの差はわかりません。
多分ですが。
ましてや一般ゴルファーにはさっぱりわかりません。