よいコースで回りたいという方は
多いだろうと思います。
その「よいコース」という定義が一体何なのか、
どういうものなのかということはもちろんあります。
オーガスタのようにひたすら綺麗としか
言いようのない人工的なコースなのか、
綺麗とは言えないけれど、セントアンドリューズ
のような自然の面影残る伝統のコースなのか?
そうではありますが、コースに来た以上は、
来てからそのコースがどうあるべきとか
言っても意味がありません。
そのコースの現状を踏まえて
いかにゴルフを楽しむか
が一番の課題になります。
例えば、バンカーはそもそもがハザードですので、
バンカーが馴らしてない
砂が柔らかすぎて打ちにくい
砂が硬くて打ちにくい
などを言う前に、バンカーに入れてしまった
自分を責めるべきです。
「バンカーに入れてしまったから
パーが取れなかった」
というのは当たり前のことであり、
パーが取れなかったとか、
バンカーからOBを打ってしまったのは
バンカーの状態のせい、
だとか、バンカーが難しすぎるせい、
などというのはお門違いなのです。
そして、硬そうなのか、柔らかそうなのかを
推測することもゴルフの腕前の1つであり、
面白さの1つのはずです。
グリーンも同様で、芝の状態を見る時間は
あるはずですので、
芝が凸凹でまっすぐに転がらない
と言う前に、凸凹しているからちょっと
強めに打とうとか、トータルでは左に
曲がりそう等を予測すべきです。
凸凹していたから入らなかった、
というのもお門違いなのです。
ディボットに入ってしまったのは
ミスショットのせいではありませんが、
それもゴルフ。
ましてや、自分の作ったディボットを毎回
修復していない方が、バンカー未修復を指して、
「マナーが悪い」とか他の方のことをとやかく
言うべきでもありません。
黙って、そのまま打つのがゴルフなのです。
2018.12.28
コースによってよい部分、悪い部分は
ありますが、ラウンドして面白くなかった
という経験をしたことは、私にはありません。
ディボットから打ってOBになってしまった時は
つらいですが、どうやったら上手く打てるのか?
という面白さもあります。
まあ、どういうコースであれ、ゴルフは面白いです。
レストランでは美味しいものを食べたくても
裏切られることはあります。
でも、ゴルフを楽しむということでは
どのコースにも裏切られたことはありません。