ゴルフに年配者が多い理由として
大きなものは、以前述べましたように、
団塊の世代の分厚さがあります。
それだけを見ると、確かに十年足らずで
急激に市場が縮小するのでは?という
ように思えてしまいます。
でも、もう1つ大きな理由があって、
ゴルフバブルの崩壊に関係しています。
会員権の相場が崩れると共に、
従来、なかなか会員権購入対象者とは
なりにくかった、サラリーマンが
一挙に買いに走ったことがその理由です。
もちろんサラリーマン全員ではなく、
比較的余裕の出始めた40~50代が
その中心となりました。
それが起きたのが今から25年ほど前。
そこから10数年の間に会員権を購入した
方々は、今、60~70代です。
現在のメンバーの中心層はその年代
と言えますので、ゴルフはという
よりもメンバーさんには年配の方が
多いのは事実です。
そして、今も40~50代の方々が
メンバーになるという流れは続いています。
2015年問題とか騒がれましたけれど、
そうはならなかった理由の1つがこの部分であり、
先々も同様であろうと考えています。
人口の減少と共にゴルフ人口も少なくはなる
でしょうが、急激にということは考えにくいです。
2019.9.17
ですので、40代のメンバーさんは
かなり若い部類に入り、ましてや
20代、30代は相当に若いです。
私は40才の頃にコースメンバーと
なりましたが、会社や社会一般では
もうおじさん扱いを受ける年代。
が、ゴルフ場だけは、他のメンバー
さんから「若いねえ」とよく言われた
ものです。
ええ、本人の気持ちとは裏腹に、
やたらと「おじさん」「おばさん」
扱いを受けるようになられた方々、
コースメンバーになるべきお年頃
かな?と思います。
こういうパターンはかなり多いと
思います。