距離が短いと言っても、その人がティショットで
チョロをすれば、長いホールになります。
夏なら追い風で距離を感じないホールでも、
冬のアゲンストではとてつもなく長くなる
ホールもあります。
芝が薄いだとか、グリーンが早い・遅い、そして、
バンカーがどうとは言っても、全てのコースに
そういう部分があります。
オーガスタにもあるはずですし、セント・アンド
リュースなんて見てる限り、いくらでもあります。
あるコースは全て条件がよく、あるコースは
全て条件が悪いのではありません。
同じグリーンでも傾斜や芝目によって早いラインや、
遅いラインも存在します。
また、ある人のショットがそういう条件の悪い所に
球が止まるのか、条件のよい所に止まるのかの差は、
コースによってではなく、その人がどういう
ショットを打ったかで決まります。
そして、条件の悪い場所からのショットが
上手く打てるのかどうかも、打つ人の腕によるもので、
全ての人が失敗するわけではないのです。
結果、ゴルフ場ではなく、その人がどういう
ゴルファーかで結果のほぼ全てが決まります。
でも、そう思えるようになるのは、多分、
何度も何度も痛い目に遭い、自分の下手さを
何度も何度も呪った挙句にという面があります。
コースを罵っても何も始まらず、目の前の状況を
見て考えながらショットやパッティングをすることが
ゴルフの楽しさだろうと思います。
結果、ゴルフはどこのコースでやっても楽しいです。
上手くいかないことがほとんどですが。
2021.11.15
同じコースであろうと日々変化をし、同じ状態で
同じ所に球が落ちることもありません。
また、ゴルファー自身も腕前、飛距離がどんどん
変化していきますので、ゴルフの楽しさには
一期一会の楽しさもあるのかもしれません。
ただ、ラウンド中、本人の腕にかかわらない部分が
1つだけあって、それがラウンドの進行スピードです。
そりゃ、遅い人・組は嫌われます。
少なくとも、嫌われることはあっても好かれることは
絶対にないです。
気をつけましょう。