「○○○をしない理由」というアンケート分析。
読む人が多いのか、ネットを中心にいろんなことを
ターゲットにした記事がよく見かけられます。
そうなんですが、元々、参加率の低い個々の趣味の
分野をそれらのターゲットにすることについては、
違和感を感じます。
まあ、何故、「米ではなくパンを好むのか」とか、
「とんかつを食べない理由」なんてことであれば、
参加率の高い事項であり、興味も沸きます。
でも、結果がわかりきっているものは、興味が
湧きにくいです。
例えば、「車を持たない理由」なんてのがあれば、
「たいして必要ないから」が圧倒的に1位になります。
車を持っている人のほとんどは、見栄や外聞で
持つのではなく、必要だから高いコストが必要
だとしても、保有・維持をします。
そして、趣味の世界。
フィギュアスケートをしない理由、おはじきを
しない理由、神相撲をしない理由など、こんなのは
「さほど興味がないから」に尽きると思います。
もちろんそれを趣味にしている人もいますけど、
ほとんどの人がそうですので、やらない理由を
アンケート調査しても意味がないです。
が、ゴルフ。
参加人数が多いせいかターゲットにされがち
なんですよね。
それも「平成生まれの約7割がゴルフ未経験」の
ようにそれが大事件でもあるかのように。
前にも書きましたが、30~40人程度の同じクラス
だった同級生の内、ゴルフを必死こいて続けている
のは、せいぜい1人か2人です。
3割もゴルフを続ける人が出てしまうと、ゴルフ場
やゴルフ練習場の数が足りなくなって、またまた
ゴルフバブルが始まってしまいます。
ですので、もう少し増えてもいいけど、今ぐらいが
ちょうどいいです。
そして、新しく始める人がもう少し増えたところで、
上手く打てないままの人が8、9割いますので、
ゴルフ人口もそうそうは増えないです。
2024.1.3
ゴルフ、本当に難しいんです。
なかなか100を切れずに悩んでいるゴルファー、
たまには切れるけどコンスタントにはという
ゴルファー。
「なんで俺はこんなに下手なんだろう?」
と、ため息をつきながらラウンド、或いは、
練習をしていることかと思います。
でも、この方々は初心者の壁を突破した強者、
或いは、ゴルフのエリートだと思うんですよね。
本当に間違いなく、120の壁を突破することさえ
出来ずにゴルフを諦める人はごまんといます。
もちろん、その上には超エリートの方々がまた
ごまんといるんですが、100切りを意識出来る
レベルであれば、たいしたものだと思います。
もちろん、もっと上を目指していらっしゃるとは
思いますし、果てはないですけど。