昨日の続きです。
若手B(ゴルフビギナー)
自分だけがグリーン上を往復したり、
バンカーなどで何度も叩いたりで、
特に、部長、課長に対して、冷や汗を
かきながらというラウンドになりがち
です。
確かに、部長・課長に迷惑をかけない
ようにという点では「気を遣い」ますが、
初心者はそんなものですので、周囲は
それを温かく見守ってくれます。
ただ、
「バンカーは馴らしてから出る」
「クラブは必ず3本ぐらい持って」
と教えることは多々あるでしょう。
「急げ!」
と、言われるかもしれません。
バタバタしたり、そう指摘されるたびに、
「すみません、すみません。」
を繰り返すことが、若手Bさんの
心の負担になります。
それが
会社絡みの付き合いゴルフで
他人に気を遣ったりするのがイヤ
という彼の言葉の正体です。
でも、そういう場合、一般的には、
「気を遣う」とは言わず、
「(上司の)顔色を窺う」だとか、
「(周囲に)ペコペコする」と言います。
即ち、彼は「すみません、すみません。」
と言いながらペコペコし、
他の人の「顔色を窺う」ことが
多いから、ゴルフはイヤなのです。
それを別の場所では、
「他人に気を遣うのがイヤ」
と言い方を変え、
自分を上の位置に引き上げて語って
いるだけです。
気を遣われているのは自分なのに、
自分を見守ってくれる人たちを逆に、
自分が気を遣ってあげる存在に貶めて。
当事者の前では、そんな言い方ではなく、
「この前はありがとうございました。
ご迷惑をお掛けしました。」
と、また言い方が変わりますが。
2019.8.22
こういう方々もお見えですので、
誘う方、特に上司の方は無理に誘わず、
断られたら、自分の説得力・魅力が弱い
と諦めて下さい。
もう1つ言えば、何回誘っても
ずっとビギナーの方は、
貴方に誘われると顔色を窺っているが
ために断れず、イヤイヤ参加するだけです。
迷惑にならないように多少は上手くなろう
という気もないため、練習もしません。
常にぶっつけ本番の一夜漬けです。
無理に誘っても、他の人の迷惑になる
だけですし、本人も苦痛です。
ほおっておいてあげて下さい。
本人の将来のためにと思って誘うという
こともあるでしょうけど、それは馬の耳に
念仏です。