続きは明日と書いたはものの、
会員権のことを説明するということは、
日本のゴルフの根幹部分を説明という
ことでもあります。
バブルの話も関連するしで、
ちょっと荷が重いし、文章量がめちゃ
多くなりそうです。
でも、ちゃんと書いておかないと一面だけ
を見てまた2015年問題の時のような
大騒ぎをする人たちも出てくるだろうなあ、
ということもあります。
そのため、詳細は後日に譲るとして
要件部分だけを説明させて頂きます。
こちらは当コースの実績を基にした
イメージ図です。
ざっと説明しますと、
一部の予測
会員権価格暴落
⇒誰も買わず、ますます暴落
⇒団塊の世代の高齢化で来場者も激減
現実
会員権価格暴落
⇒手の出なかったサラリーマン層が大挙購入
⇒プレー代の安くなったサラリーマン層の
ラウンド数がメチャ増える
⇒高くすると彼らには売れなくなるため、
会員権価格は安値安定傾向
2015年問題が予測倒れになった理由も
ここにありますし、この部分を説明
出来た人もこれまでいなかったはずです。
そもそも、ここを読めれば、2015年問題も
提議されなかったと思います。
これは、実際にゴルフ場でメンバー様
相手の仕事をしているからわかること
ですが、この状況は全国のゴルフ場で
起きているはずです。
この新規購入のサラリーマン層は、
サラリーマンの中の高所得者か、
子育ての終わった世代です。
ですので、40代半ばから60代前半です。
彼らは基本、土日休みですので、
土日でも安くゴルフが出来るように
ということもありますし、退職後の
先々も睨んでいます。
そういう方々が非常に増えてくれた
ため、一部の予想のように来場者激減
ということは、発生していません。
本当にざっくりとした説明ですが、
上記のようなサラリーマンの方々に
対して、
「土日に安くやりたいなら、
会員券どう?
割と悪くないよ。」
という説明になったでしょうか?
2019.8.27
以前のゴルフ会員権は、普通のサラリー
マンでは手が出なかったです。
1990年の少し前は、三河地方で一番
安い会員権が400万円ほどで、
それでもサラリーマンには厳しい価格でした。
それがバブル突入と共にピークで
1,400万円に。
他のコースなんて3,000万、4,000万が
ごろごろという時代になり、多分、
ほとんどのサラリーマンはメンバーに
なることを諦めたと思います。
それが1,400万円になったコースなど、
今や20~30万円。
メンバーだらけで混み混みだからと
別のコースを選んでも100万ちょっと。
買おうとする人、実際に購入される
方は、そりゃ多いでしょ。