このシリーズ、一昨年、大変お世話に
なりました。
ネタ確保に大変重宝していましたが、
またここで再び使用します。
このシリーズは、ネタが無尽蔵ですので、
困ったときの「ゴルフやらない人」頼みです。
今回は、たかが自分の尺度を基準に
わざわざゴルフそのものを否定する人
が何でこうも多いのか?という部分です。
バレーボール、サッカー、野球、卓球など、
自分がやらなくても、そのスポーツそのものを
否定する人はまずいません。
自分は好きじゃない、やらないけれど、
別に他人がやるのまで否定はしないし、
目くじらを立てることもないという人が
ほとんどです。
が、ことゴルフとなると、
アンチがいくらでも登場します。
そして、その理由はさまざまなんですが、
大声を出して否定したがる人のある理由に
最近ちょっと気づきましたので、その辺りを。
ゴルフをやる一番のメリットは「出世」
と思い込んでいるから、ゴルフをやらない身と
しては、ゴルフそのもの、ゴルフをする人を
必死で否定したくなるという部分です。
でも、ゴルフを人一倍やり続けても全然出世
せず、むしろ練習、ラウンドを優先するが故に、
出世の妨げになったという人の方が多いかも
しれません。
先日書いた私の同級生もゴルフが大好きで、
会社の人ともよくラウンドしたはずですが、
全然、出世しませんでした。
むしろ、ゴルフはついつい自分をさらけ出して
しまうため、逆に出世のチャンスをつぶして
しまった人も多いような気はします。
「社長、ダボじゃなく、トリですよ。
4on、3patですから。
両手の足し算も出来ないんですか?」
こういう人、その会社ではもう永遠に出世
しません。「よくぞ言ってくれた!」と感激し、
逆に引き上げてくれる社長、まずいません。
でも、ゴルフをしない人からすると、
「あいつはゴルフで上司にゴマすってるから
出世している」
というように見える場合もあり、ゴルフへの
憎悪が強まるのかもしれません。
2021.2.8
それをブログに書いていた人は次のような
ことも書いていました。
「僕が狙っているのは、ゴルフはしなくても、
別の方法で上司に可愛がられて出世する
ことです。」
多分、この方、出世できてないと思いますし、
そういう思考だから変な想像をして、判断を
誤るのだろうと思います。
「上司に可愛がられて出世」という所が既に
間違っています。
経営者なり、上昇気流の役員に気に入られて
というのであればまだわかりますが。
その上司というのが、主任、係長、課長レベル
だと、とんでもない勘違いとしか言いようが
ありません。
お酒を呑めない人が呑める人を指して、
「あいつはいつも吞みに行ってはおべっかを
使っているから出世する。」
と指摘するのに近いものがあります。
一緒になって酒場でクダを巻いている上司、
自身が上がれないのに、その下のペーペーを
引き上げる力などあろうはずがありません。
また、会社はそこまで甘いものでもありません。
ゴルフやお酒は出世の手段ではなく、
あってもコミュニケーションツールまでです。
そして、考えてみるとアンチゴルファー、
サラリーマンに多いような気がします。