GDO様:ドライバーヘッドの大きさの変化
この記事の中にドライバーヘッドに関する
記述があります。
うすうす「そうだろう」とは思っていましたが、
改めて見てみるとここまで違うのかという
印象があります。
こんな小さなヘッドでよく当たったもんだ
という思いもあります。
ただ、じゃあゴルファーの平均スコアは
どの程度良くなったのか?と考えた場合、
う~んと首を傾げざるを得ません。
マスターズで言えば、ベン・ホーガンが1953年に
-14で優勝しています。
1965年には我らがジャック・ニクラスが-17です。
ずっと下がって、1998年、2001年、2002年に
タイガーが-18、-16、-12で優勝をし、その時の
-18と2015年のジョーダン・スピースの-18が
優勝最少スコアです。
そのため、スコアだけを見ると、道具の進化の
貢献度はそうたいしてないのかも?という気が
してしまいます。
もちろん、開催年と共に難しくなるように距離を
伸ばす等の改修がオーガスタではされていますが、
選手の方もタイガー以降、アスリート化の傾向が
あり、それで相殺されているような気がします。
ということで、ますますスコアに対する道具の
進化の寄与度はどのぐらいあるのか?
実は、そんなにないのかもしれない。
という気がしてしまいます。
確かに、上手い人はどんなクラブでもきれいに
打つんですよね。
逆に、下手な人はどんなクラブでもきれいに
打てないんですよね。
そして、ゴルフに限らず、いつの時代の広告も
こんな素晴らしい商品が出たのか!と思わせる
美辞麗句で飾られています。
30年前の広告でもそれを見れば、この30年前の
商品さえ手に入れれば、ナイスショットの連発
ではないかと思わされてしまいます。
多分、道具の進化は間違いなくあるのですが、
それよりも本人の腕前の方がスコアに対する
寄与度が圧倒的に高いため、結局、一生懸命
練習し、一生懸命ラウンドすることが、一番の
上達の手段という気がします。
2018.10.21
振り返ってみると、大きなクラブの変化は、
①ドラーバーのヘッド容量の増大
②ハイブリッド(ユーディリティアイアン)
が一番大きかったような気がします。
私がゴルフをしてきた中では。
もちろん、それでスコアが劇的に良くなった
のか?を考えると、「う~ん?」としか。
ただ、ハイブリッドを使わないとなると、
スコアが2つ3つ平均で落ちるかもしれないという
気はしています。