「前の組に遅れるな(プレーファースト)」
「他人に怪我をさせない:打ちこみ他」
なぜ、この2つがマナーとして特に重要なのか?
「そんなん言われんでもわかるわっ。」
という方も多いとは思いますが、全然わかってない
てな人も、現状を見る限りでは結構多いとしか言えず、
念のため、説明します。
「前の組に遅れるな(プレイファースト)」
念のための説明なのですが、マナーは基本的に、
他の方が不快にならないように「他人への気遣い」
を目的にしています。
「人と人との関わりで当然その場面でしかるべきと
される行儀・作法のことを指す。」
と、一般的には説明されていますが、なぜ、それが
必要なのかという根本的な部分は「他人への気遣い」
にあります。
電車で隣に座っていた人が「ぷ~っ!」とおならを
したらイヤですが、その行為は他の人に迷惑をかける
ため、たいていの人は必死で我慢します。
我慢しきれず、「す~っ」という場合もありますが、
決して音を立ててはしません。
「自分にマナーがない」ということが周囲の人に
モロバレになってしまうためです。
そして、「スロープレイ」は、圧倒的に多くの人たちに
迷惑をかけるんですね、他のマナー項目に比べて。
超満員電車の中での「おなら連発ぐらい」の威力が
あります。
極端な例で言えば、OUT・IN各25組総勢200人の日、
トップの組のある人が原因となって、その組のハーフ
が3時間かかってかかってしまったとします。
その場合、当の本人だけでなく他の199人全員の
ラウンド時間も長くなることが確定します。
グリーンにボールマークを残しても、そこが後続の
人のパッティングライン上にというケースは確率的
にはほとんどないです。
仮にそうなったとしても、ボールマークは直せますし、
たいした問題になることはありません。
バンカー内に入った場合は、靴跡等を直せませんが、
後続の全員がそのバンカーに入って苦労をするという
ことはありませんし、誰かが直せば問題は消滅します。
でも「スロープレイ」。
やってしまったが最後、その日一日、その影響が消える
ことはありません。
2022.10.21
本人は「ほんの数秒余分にかかるだけ」と思って
いるのかもしれませんが、それが毎ショットであり、
かつ、その総時間が他の全員にのしかかって来ます。
ゴルフ場側もゴルフに来ている誰もが歓迎しては
いませんので、ゴルフ場に来ること自体を止めて
頂ければいいなあと思っています。
もし、この発言を「暴言」と思われた方がいらっ
しゃれば、その方はもうゴルフ場に行くのをヤメた
ほうがいいです。
多分、拍手喝さいされていらっしゃる方のほうが、
圧倒的に多いと思います。
ちなみに昨日はINでハーフ3:17が出ました。
ここ半年で最長です。
昨日は珍しくビジターの方々の多い日で、
「やりゃがったな」という気持ちは、申し訳
ありませんがあります。
第三者視点で言えば、「ゴルフ場、特にマスター室、
なにしてたん?」という気持ちももちろんあります。