「自分がイヤだと思うことを他人にはするな」
という類の話④をでいくつか書きましたが、この中には、
「そうたいしたことじゃ」というものも多々あります。
でも、それをマナーとし、そのマナーを守って
いないことを理由に、他人に圧をかける人もいます。
まあ、そういう方こそ、実は人格的なマナーがなく、
「あの人とは回りたくない」という人がどんどんと
出て来て、仲間外れにされていくのですが。
「他人のパッティングラインを踏まない」
気分の問題はありますが、実害はまずないです。
今はグリーンに穴を空けるタイプのスパイクシューズは
使われていませんし。
そもそも、前のホールまででそのライン、誰にどれだけ
踏まれているのかもわかりません。
しかしながら、意図的ならいざ知らず、ついうっかり
という場合にも、えらい剣幕になっちゃう人がいます。
未だに。
「他人のパッティングライン上に影の出来る位置には立たない」
これは容易に回避できるため、守った方がいいとは
思いますが、日差しの関係でピンとフラッグの影が
自分のライン上に来る場合があります。
自身の影がパッティングライン上に来るという
ケースもあります。
それでパッティングが出来ないという方もおらず、
どうしても困るという話ではないです。
もちろん、えらい剣幕で相手に言う話でもないです。
太陽に対しても「どけ!邪魔だっ!」と怒鳴る人がもし
いるなら、それはそれで面白いですけど。
「打つ人・パッティングする人の視野に入らない位置に立つ」
練習場では、視野どころか、目の前で何のためらいもなく
別の人が打ち続けています。
後ろの打席からも打球音が鳴り続けます。
中には、打とうとしている目の前にアプローチの球を
斜めに飛ばして来る人もいます。
(これこそNG、マナー違反だと思いますが。)
ですので、ラウンドするような人たちって、こんな
ことには慣れていて、それでショット・パットが
おかしくなるなんてことはまずないです。
大体が下を向いて打ちますので、上方視野は狭くなり、
正面の人なんて実は見えていません。
が、言いたくなる人は言っちゃうんでしょうねえ。
でも、90とか100を叩いている人がそんなこと言っちゃうと
笑い話になっちゃうよということもあります。
「届かないにしろ前の組の人の近くまで球を飛ばさない」
10ヤード後方にドンと落ちて来るとビックリしますが、
ビックリするだけです。
ましてや、20ヤード後ろでコロコロ転がっている球まで
気になるなら、そもそもがそういう人、ゴルフはヤメ
といた方がいいんじゃないかと思います。
ショットをしようと思った瞬間に、近くで「ファー!」
という大声が聞こえて来たり、雷が突然、轟いたり、
猿が「キーッ!」なんてのはよくある話ですから。
決して、目の色を変えて、「打ち込んで来やがった!」
とクラブを片手に乗り込んでいくいう話でもないです。
ゴルフ場運営は、楽しさを売る商売だと思って
いますので、それを阻害されるのは困るんですよね。
非常に。
2022.10.30
元々、マナーって人に圧をかける道具としても
使われてきた歴史はあると思っています。
マナーのない人こそ、マナーという言葉を使って
他人に圧をかける。
恐ろしい話です。
多分、どなたでもそれを受けた経験があると思います。
「お前には人間としての常識がないのか!」
という人ほど、自身に人間としての常識がないことも
多いです。
だって、人間としての常識があったら、そもそも
そんなことを直接的には言わないです。
昨日10/29(土)のハーフ所要時間
もっとも早い組 2:09
もっとも遅い組 2:46
OUT平均時間 2:31
IN 〃 2:32