ゴルフメンバーの年会費は、プレーフィーと離れた
以上、プレー回数に関係なく、メンバー全員に対して
均一に請求すべき性質のものとなります。
ただ、単純にそれだけで年会費の額が決定されて
いるのではなく、そこにはいろんな計算があると
思います。
現状の制度ですと、安くラウンドをすることが
メンバーの得るメリットであり、一方でラウンド回数が
多いほど、1回あたりの年会費負担額は減少します。
年会費が36,500円だとすると、1年のラウンド回数
に応じて、1回あたりの負担額は次のようになります。
毎日ラウンド:1回あたり100円
100回 〃 : 〃 365円
50回ラウンド: 〃 730円
10回ラウンド: 〃 3,650円
メンバーのプレーフィーは当コースの場合、
6,430円ですので、年に10回しかラウンドしないと
1回の実質負担額は3,650円+6,430円=10,080円。
この金額、土日祝ならまだ安いと思いますが、
平日の料金だとすると、現在の各コースのものと
さほど変わらない、場合によっては高いものとなります。
そのため、来場すればするほど1回あたりの負担額が
減少し、心理的にコース側がメンバーの来場数増加を
促進するために考えたような制度という気がします。
年1回の支払額としても、年会費の額は躊躇するほど
高額ではなく、いいころ合いの設定という気もします。
2022.2.4
ですので、メンバープレーフィーといっても、
それだけがメンバーとして大手を振ってラウンド
できる料金ではないです。
プレーに必要なコストの一部も年会費の中に入れて
プレーフィーを決めているため、年会費をきちんと
支払ってもらうことがメンバーフィーの前提となります。
結果、もし、「年会費を払わない」というメンバー、
そういうメンバーがいると、コース側にとっては
大問題となります。
料金体系の根幹を揺るがす大問題となります。
メンバー間の公平性も崩れます。
明日以降はこの部分を。