メンバー全員に対して均一のサービスを提供
という点を考えると、ホームページの運営とか、
会報の発行・送付程度になります。
それらの費用はせいぜい1人当たりですと、
年間で数千円程度です。
ですので、数万円の年会費にはプレー負担費が
やはり含まれているということになります。
話題が少々ずれますが、プレーフィーの明細が
載せられた場合の領収書には多分「カートフィー」
という項目があると思います。
これって、昔はなかったはずなんですよね。
全てのコースにカートはなく、ゴルフは全員が
全員、歩いてラウンドをするものでしたから。
「カートフィー」というのは、カートが導入
されるようになって以降、カートの購入費用、
カートのメンテ等のために、新設されたものかと。
当然、取り続けるのですから、カートが古くなった
場合、そこにはその買い替え費用も含まれます。
ですので、そうである以上、「カート購入のため」
という理由でカートフィーの値上げをする、
更にそれを何度もするというのはおかしな話です。
一方で、入会する時に入会希望者が確認し、
コース側がほぼ確実に答える事項は次の3つ
だろうと思います。
①入会にかかる費用の総額と支払い方法
②年会費の額
③メンバープレーフィーの額
ほかにもいろんな質問をお受けする場合があり
ますが、上記の3つがほぼ鉄板です。
ですので、しょっちゅう値上げをしてきた、
或いは、今後もそうなりそうなら、
「いまはそうですが、年会費が上げることは
ありますし、プレーフィーもカート購入のため
とかで、まあよく上がります。
本当、今の料金がこうだというだけです。」
と伝えておくべきだろうと思います。
或いは、メンバーになる側も聞いておいた方が
よいだろうと思います。
それを伝えていないならば、入会者への約束として、
年会費、メンバープレーフィーはどうにもならない
場合を除いて値上げするべきではないと思います。
どうにもならない場合というのは、過度のインフレ、
カートナビのような新規設備の導入の場合です。
ゴルフ場経営者会議でもあったら、私の所に刺客が
来るかもしれないような話ですが、メンバー側も
メンバーとして守らなければならないことが。
それは明日に続きます。
2022.2.5