子供の頃、ピアノを習っていました。
私が音痴で、それを心配した母親の勧めです。
まあ、ピアノが多少上手くなっても、
音痴は全然治らなかったんですが。
それはともかく、ピアノ教室を辞めた
際には、大きな理由が1つありました。
ピアノは、最初は片手で、次に両手で
という順番で練習をしていきます。
両手でかなり弾けるようになると、
次は足が加わってきます。
最初は片足、次は簡単なリズムで両足、
そして、最後は両手と両足の計4本を別々に
自由自在に操って。
それを見てて、私はビビッてしまったん
ですね。
両手でも苦労してるのに、両足なんて
出来るわけがないと。
試しに片足を合わせてみて「無理」と。
多分、練習を積めば出来るようになるでしょう。
でも、それはゴルフも同じなんですよね。
両手の動作は全く同じではなく、人に
よっては両肘、両足、両背筋などを別々に
操ってだろうと思います。
これって、
①四肢を別々に自由自在に操れるように
頭の回路を鍛える
②反復練習でボクシングのコンビネーション
パンチのように動作を脳に叩き込む
のどちらかしかないんじゃないかと。
ですので、どちらにしても、そりゃ、
ゴルフが上手くなるというのは並大抵の
ことではないと思います。
そして、ピアノの上級者はゴルフが上手い
ような気がします。
更に、ドラマーの人はもっと上手いかも
と思ってしまいます。
で、実際はどうなんでしょう?
「ピアノをやっている子は成績がいい」
ということはよく言われます。
これは結構、当たっているような気がしますが。
2020.10.16
例えば、天津飯ですね。
両手でカメハメ波を打ち、
どどん波をもう1セットの両手でそれぞれ打つ。
更に両足は、別々の相手にキック。
そんなことは朝飯前でしょうから、
天津飯は相当頭がいいと思います。
まあ、4本の腕だけでもいいです。
4本の腕を使うシミュレーションを
頭の中でやってみて下さい。
ね、全然、出来る気がしないでしょ?
でも、こういうことをやろうと脳みそを
動かしているのですから、そりゃゴルフは
脳にいいと思います。
もちろん、身体も動かしますので、
身体にもよい。
更に言えば、ホールごとに降りかかる
試練に対して、立ち向かう精神力をも
鍛えることが出来ます。
ええ、打つたびに毎回毎回、いろんな
試練がやって来ますので。
そして、時にはマナー解釈上の異民族
との争いがいつ勃発するかもしれず、
交渉力と作戦立案能力も鍛えられます。