ゴルフ会員権は、各コースごとに決めがあり、
もちろん事情もありますので、一言では
説明できません。
私も全てを把握出来ていませんし。
ただ、例外や部分相違もありますが、
おおまかには説明することは出来ます。
もちろん
「そんなこた、わかっとるよ。」
という方も多いでしょうが、
そうでもない方もまた多いと思いますので。
第一弾としてはこんな感じになります。
「入会金(名義変更料)」の名称も金額も、
コースによって異なったりします。
「預託金」も、「預り金」「出資金」等の
呼称で呼ぶコースもあると思いますし、
金額がそもそも各コースで異なります。
そして、各コースどころか、同じコースで
大きく金額が異なったものがいくらでも
存在します。
これは、会員権の価格が相場によって
動いてきたという歴史ゆえです。
そして、①の「新興系」というのは、
PGM様ですとか、アコーディア様のような
多くのゴルフ場を買収してきた企業のことを
指します。
これらの企業は、買収時に
A倒産企業を買収
⇒預託金なしで新規会員を再募集
B買収条件で預託金を一律3%とか13%にする。
その後の新規会員募集時は、預託金を
0か、5~10万円程度に。
C従来のままの条件で単に経営権を取得
のいずれかの方法を取ってきたと思います。
Aの場合、当然預託金はパーになります。
が、買収されたからではありません。
倒産してしまったからです。
Bの場合は、パーになるよりはと
受け入れる人が過半数を占め、受け入れられます。
でも、500万円が15万円とかにですから、
メンバーにとっては相当厳しい話です。
Cの場合は、②の「従来系」と同じです。
会員権取得を考えられる場合は、
①でも②でもそれぞれの方の都合に
合わせて考えられればよいと思います。
そうすると、
安い方がいいから①で
という方は多くなるでしょう。
しかし、①はだから故にという部分も
出てくるでしょうし、②には②で別の魅力も
あります。
この辺りを次回ご説明させて頂きたいと
思います。
2019.8.29
大手新興系がいくつもコースを持って
いるということはそうせざるを得なかった
コースがそれだけあったということです。
一般には知られぬ形で経営が変わった
というコースもいくらでもあります。
ゴルフ場がそういう形でも残っている
ことはゴルファーにとって有難い話では
ありますが、
その陰には何万、何十万という方々の
金銭的損失があります。
当コースは、経営も変わらず、預託金の
償還を求める方々に対しては、誠実な
対応を取らせて頂いています。
決して余裕しゃくしゃくとは言えない中、
このような対応を続けていることは
大したものだと
1ゴルファー、1従業員としては感じています。
追記2024.7.7
結局、2023年9月からメダリオンの経営になり
ましたが、そりゃ苦しかったですよ、サンベル
時代は。
特に「俺だけ先に返せ!」という方々ですね。
彼らも順番さえ待ってくれればちゃんと戻って
来たのにと思います。