ゴルフ会員権の実質価値を算定する方法はいくつか
あると思います。
株式の価値計算でもいろんなやり方があるそうで、
例えば、「純資産を発行済株式数で割る」という
方法もあるそうです。
ゴルフ場の場合、ゴルフ場になっている「山林」と
一般の「山林」ではゴルフ場にとっては価値が全然
違います。
山林を買って、それがそのまますぐにフェアウエイ
として利用できるわけではありませんので。
そこで、考えてみたんですが、
(ゴルフ場を作るのに必要な金額)÷メンバー数
で、まず計算してみることにしました。
この場合、「どの地域でゴルフ場を作るのか?」で、
数値は大きく変わって来ます。
膨大な土地を必要としますので、地域による
土地代の価格差で算出される数値は大きく変わって
来ます。
また、「メンバー数をいくつにするのか?」でも、
算出される数値は大きく変わってしまいます。
そして、そもそも、入力データが信頼できる
ものでなければ、信頼に値する数値が出てくる
わけもありません。
そのため、次の条件で計算をしてみました。
建設費は、「20世紀終わり頃」「大都市近郊」
「18ホール」というケースでのデータを使用して
います。
データの出所は明かしませんが、信頼するに足る
データです。
そのケースですと、概ねの建設費は150億円から
200億円です。
そして、150億円とした場合の試算がこちら。↓
一方で、200億円とした場合の試算がこちら。↓
多くのコースがこの範囲に該当すると思いますが、
出てきた数字を見て、あまりのことに私もビックリ
してしまいました。
「自己資金0はないわ」等のご意見はあるでしょうけど、
メンバーになりたい人がみんなで出資をして、
ゴルフ場を作ろうとするとこんな感じになります。
つづきは翌日以降になりますが、これ、建設費です。
従業員雇用ですとか、カート運営費等、もろもろの
運営に関する費用はまた別途となります。
2022.6.26
サンベルは開業当初、来場数年間3万人、
メンバー数:千人の想定だったそうですので、
当時は、妥当な会員権価格での募集だったと思います。
それにしても、会員権の相場というのは下がり
過ぎたとも言えますし、潰れたコースを買い取ると
「大儲け出来る」ということもよく理解できます。
昨日6/25(土)のハーフ所要時間
もっとも早い組 1:48
もっとも遅い組 2:50
OUT平均時間 2:30
IN 〃 2:24
土曜日、多数のご来場を考えるとまずまずとも
言えますけど、欲を言えば全般的にはもう少し
という感じもあります。