ゴルフ予定の入っている方は、非常に天気を気に
されると思います。
何日も前から当日の予報を確認し、もう確認して
いるのに翌日もまた確認。
そして、前日も当日の朝もまた確認。
この気持ちは非常にわかります。
かくいう私もそうですし、特に私の場合は、仕事
がらということもあります。
そして、本日は前日までは晴れ予報でした。
しかし、日課になっている朝の食事をしながらの
テレビの天気予報確認。
アナウンサーが、
「本日は全国的に大雪の懸念があります。」
こんなことをぬかしたんですね。
慌ててパソコンを点け、メダリオンのピンポイント
予報を確認するとやっぱり「☀」。
「なんだ、やっぱ大丈夫じゃん」
ということで、家を出て車を走らせようとすると、
空は曇っている。
走り始め、新箱根の鉢地坂トンネルを超えると、
白いものが空からぱらりぱらり。
「雪じゃん。
まさか、積もるんじゃ?気温がマイナス1度だし。」
不安な気持ちでコースに着き、コース内の様子
を見てみるとこんな感じ。
玄関前ですが、大粒の雪がぱらついているのを
確認いただけると思います。
すぐ上の画像では10番の黄色ティとフェアウェイに
積雪が見られますが、赤ティとラフにはまだ積雪は
見られません。
グリーンは遠目にうっすらと積もりつつあるという
感じでした。
こんな時、別にクローズにしてお客さんに帰って
もらってもいいんですが、
「やれるならやらしてくれ」
「この程度ならやれるじゃん。やらせてよ。」
という人たちと、
「こんなんやれるわけねえじゃん。
キャンセル料?
こんなんクローズに決まってるだろ!」
という相反する人たちが必ず出て来るんですね。
で、今日の場合は予報ではじきに雪もやみ、晴れ間
も出て来るということでしたので、クローズはない
です。
ただ、朝の状況だとグリーンがやや心配ということで、
「クローズにはしない。
ただ、希望される方々にはキャンセル料なしで帰って
頂く。」
という措置にさせて頂きました。
極めて珍しい措置でしたが、私たちもどうしても
キャンセル料を取りたいということはないです。
そして、やりたいという方には出来るだけやって
欲しいという気持ちもあり、そういう所からの
本日の措置ですね。
2025.1.10
でも、やっぱり出て来るのがこういう口調の
人達ですね。
アコーディアとPGMが合体したら⑥
↑に書いた
「キャンセル料が要るの?
ほかのコースじゃ取ってないのに?」
自分に都合のよい所だけをビックアップし、強い
口調で主張されてくる方々です。
そんなにキャンセル料を払いたくないのであれば
元々、キャンセルした場合にキャンセル料が必要
となるコースへ来るべきではないです。
本日もあるビジターの方、まだ状況確認中で
積雪に対する姿勢が決まってない時にいきなり
フロントへお見えになり、
「プレーをやめるとキャンセル料がいる?
こんなんクローズだろ!
こんな状況でキャンセル料を取るコースなんて
どこにもないぞ!」
いや、どこにでもあります。
正直、本日のような対応を取るコースは極めて
珍しく、ほとんどのコースではキャンセル料が
必要になるケースだったろうと思います。
そもそも本日、半分近くの方々はラウンドのため
にカートでコースへ出て行かれましたし。
半分近くの人がラウンドをしているのに、
「こんなんクローズに決まってるだろ!
こんな状況でキャンセル料を取るコースなんて
どこにもないぞ!」
と主張して来る人。
もう、来て欲しくないです。
うっとおしいだけです。
ちなみにクローズかどうかの一番大きな判断材料
は、雪が降って積もっているのか積もっていない
のかではないです。
ラウンドをして、危険性があるのかないのかの
部分が一番大きいです。
たいして雪は積もっていないけれど、カート道が
凍ってしまっていてスリップする可能性があれば
クローズとなります。
雪が降っていて積もりつつあっても、気温やその後
の天気予報から凍り付いて足を滑らすことはないと
判断すれば、クローズにはなりません。
グリーン上は雪が積もりやすいですが、ブロワーで
吹き飛ばせば簡単に除雪できます。
この辺りを知らずに、雪が降ってるというだけで
主張されてくる方が多いんだろうとは思いますが。