例えば、昔ながらの砲台グリーンで
グリーンが小さめですと、なかなか
パーオンはしません。
寄せて、短めの距離を基本2パットで
カップインということが多くなります。
また、砲台でグリーンが小さいという
ことは、グリーンが固いと中距離弾道
で来た球はみな跳ねてグリーンオーバーに
なってしまいます。
そのため、グリーンの土は柔らかめで
速さは遅めとなりがちです。
更にティグランド方面から見て、
受けているグリーンが多くなります。
そういうコースで主にラウンドしている
ゴルファーはどうなるのか?
①滅多にロングパットをしないため、
ロングパットの距離感が良くなく、
大きなグリーンでは平気で3パットを
してしまいがち。
②遅いグリーンが身体に沁み込んでいる
ため、速いとわかっていても強い
パットをしてしまいがち。
③速いグリーンのコースでカップ
オーバーを繰り返していると、
いつものコースではパットが
ショートばかりしてしまいがち。
④転がして乗せるということを知らず、
常にグリーンを狙って、上手く打った
つもりでも、固いグリーンでは跳ねて
グリーンオーバーということが多く
なりがち。
はい、こんな感じになります。
ちなみに寄せはすごく上手くなります。
サンベルで育ったゴルファーはどうで
しょうか?
間違いなく、バンカーショットが上手く
なります。
バンカーショットの頻度と難しさが
半端ではありませんので。
風にも強くなりますね。
そう言えば、サンベルでスコアを落とすのは、
風を読めなくてアイアンの距離が合わない
ということが私にはよくあります。
きれいに打ったのに、ほんのちょっと
ショートして、13番のエッジ手前から
戻って池ポチャってのは本当に悲しいです。
そして、それを怖がると、ドoverで、
急斜面からの寄せが待っています。
あそこからの寄せは、止まらないです。
2018.11.29
狭いコースで育った方のドライバーは
飛距離よりもコントロール優先になる
でしょう。
オーガスタも左ドッグレッグのホールが
多いから、レフティが有利という話があり、
右利きの方であればフェードではなく、
ドローを打とうとする選手が育つでしょう。
まあ、上手い方はどこでもそこそこのスコアを
出すんですけど、それでも好きなコースだとか、
得意なコースというのはあるようです。
もちろん、好きなコースはあるけど、
得意なコースはない。
強いて言えば、全てのコースが苦手
という方もいらっしゃることでしょう。