ゴルフ場でプレイヤーの動向をじっと
見つめ続けているのはカラスたちです。
隙あらば、食べ物を失敬しようと
プレイヤーの視線がボールに集中するのを
じっと待ち続けています。
古い話では、打球が飛んでいるカラスに
当たってボールがそこで落下だとか、
ボールをくわえて飛び去ってしまったとか
そういう話は漫画にもよく出ていました。
そういうケースは今でもありますが、
一番困っているのは、カートから
皆さんが楽しみにしていたおやつを
そっと失敬してしまうことでしょう。
当コースでも最近、目立つようになり
このようなポスターを貼っています。
「最近」というのは近隣のコースでは
ずっと前から問題になっていたものの
サンベルではこれまであまり
目立っていなかったためです。
サンベルのカラスはバカなのかしら?
と内心思っていたのですが、
他コースのカラスから文化が伝播したのか、
独自に進化を遂げたのか、
サンベルのカラスたちも
チャックを開けて中の食べ物を失敬
ということを覚え、それが後を絶たなく
なってきてしまいました。
以前、ラウンドをしていると
カラスが何かをくわえて飛んできます。
何をくわえているんだろう?
と思って見ていると
あ~っ、あれは俺のどら焼きじゃねえか!
と同伴者から悲痛な叫び声が。
そう、彼がバーディを取るか、
パーを3連続で取ったら食べようと
思っていた大事などら焼きが、
カラスと一緒に空を飛んでいたんですねえ。
皆さま、どうぞお気を付けください。
2018.7.13
透明樹脂の袋の中に食べ物があることを
カラスは知っていて、それを狙ってきます。
同じ透明樹脂に包まれた封の切ってない
煙草はさんざん突つかれた挙句、
穴だらけにされていました。
ガムを持って行かれたこともあります。
あれはさすがに巣に帰ってから
奥さんカラスにかなり叱られただろうと
思います。