ゴルフの最中に熱中症で倒れ、救急車を呼ぶという
ことは、年に1回か2回はあります。
その数が多いのかというと、夏季は延べで
1万~1万5千人が来場され、その中の1回か2回ですので、
発生率で言えば0.01%前後で、「万が一」のレベルです。
ですので、まずよほど大丈夫ということなのですが、
「0」ではありませんし、なってしまうと大騒動に
なります。
もちろん、救急車を呼ぶほどの大ごとになるのは
その程度だけれど、軽度の熱中症はもっともっと
ずっと多いという考え方も出来ます。
実は昨日、救急車案件が1件、発生しました。
聞いた話を前兆からお話し致しますと、
①前半のラウンド途中から「体がだるい」と。
②ハーフを終え、昼食時に「食欲がない」
「食べたくない」。
③後半3ホール目で「気分が悪い」となり、
クラブハウスへ。
④浴室内のシャワールームで座りながら冷水を
浴び続ける(氷袋も差し入れ)。
⑤体調は戻らず、救急車を要請。
①の段階で実は既にOUTだったという感じがしますが、
別に年配の方というわけではなく、働き盛りの男性の
方です。
しかも、ゴルフは頻繁にやられている方で、
ある程度、暑さにも慣れていらっしゃったと思います。
そういう方でも、なる時にはなってしまいます。
こちらは、2013年7月15日、アメリカで気温54度
になった時の画像で、道路で目玉焼きを作る人が
続出したそうです(悪ふざけでしょうけど)。
タンパク質は熱で変性し、そのあとに冷やしても
元には戻りません。
焼いた肉を冷凍庫で凍らせても、生肉には戻らないのと
一緒です。
ですので、脳の中で一部でも似たような現象が起きて
しまうと、簡単には治らないということかもしれません。
そのため、皆さま、本当にお気を付けください。
十分な水分補給は必須条件です。
2022.6.30
昨日6/29(水)のハーフ所要時間
もっとも早い組 1:44
もっとも遅い組 2:41
OUT平均時間 2:17
IN 〃 2:12
来場者数もさほど多くなく、スムーズな進行と
なった1日です。
ただ、それでも前の組に50分近く遅れ、
「2:41」かかってしまう組もいらっしゃいました。
残りのハーフも「2:31」かかっており、
時間だけを言えばハーフ3時間を超えている
わけでもないため、「遅い」とは言いにくいです。
前がいない状態でこれだけかかるのは、「遅い」
としか言えませんが、お客さんには言いにくいです。
そして、後ろの組の方々、相当イライラされたのでは
ないかと思います。
前の組に51分遅れでしたので、前の組のその前は
全く何もないという状態が続いていたでしょうから。
実際の時間だけではなく、こういう部分でも後ろの
組の方々が感情を逆なでされるというケースがあります。
昨日、その種のトラブルがあったというわけでは
ありませんが。