歴史上の人物というと、織田信長、豊臣秀吉、
徳川家康も典型だろうと思います。
普通に考えると、3人とも善人なのか、
悪人なのかよくわかりません。
視点によってそれはさまざまに変化します。
上記の分類で3人を判断しますと、
信長が③、秀吉が①、家康が②となります。
信長というのは、自分の理想を掲げ、それを
実現しようとしたやっぱ、英雄だと思います。
秀吉も家康も彼の代わりは務まらず、信長が
③のタイプの中でも強烈な意思を持っていたからこそ、
天下布武が成ったんだろうと思います。
信長は自分の意思を貫く過程で、比叡山
焼き討ち等も行っており、決して全ての人から
見て、良い人というわけではありません。
古今未曽有の大悪人と思う人も多々いただろう
と思います。
でも、彼には自分自身の立身出世とかを求めた
という雰囲気がありません。
将軍や天皇からの栄誉・官職を何度でも断っていますし。
その点で、望んで関白・太閤にまでなってしまった
秀吉こそエゴの塊だろうと思います。
2022.2.25
やたらと肩書をぶら下げて嬉々としている方を
見ると、①のタイプを突っ走ってきた人生なんかなあ
と思ってしまいます。
ゴルフの上手い人っていうのは③のタイプに属すると
思います。
優先することが「ゴルフが上手くなりたい」という
ことであり、それに向かって突き進みます。
ただ、そこに「スコアをゴマ化してでも」「卵を
産んででも」「あざといことをしてでも」
という部分があると、①のタイプになってしまいます。
③のタイプのゴルファーは人格がどうであれ、ゴルフの
上手さゆえに尊敬を集めますが、①のタイプのゴルファーは
尊敬どころか嫌悪されます。
それは、冬季オリンピックの女子フィギュアでの
ロシアチームを見ればご理解頂けるでしょう。