元々、ゴルフ場に来場する方には良い人が多いため、
彼らに感化されて、②のタイプの多くの方々がそちらに
流されていくという面も多分あります。
「なんが!」と流されない残念な方々も少数は
いるんでしょうけど。
そして、ゴルフ文化の存在も大きいしれません。
古くから世界中で多くの方々がゴルフを楽しみ、
その楽しみが損なわれることのないよう築き上げ
られて来たゴルフ文化です。
これは、
「マナーがいろいろあって面倒」
という声にもつながりますが、マイナスよりも
プラスの方に、はるかに大きく作用していると
思います。
代表的なものは
「プレーファスト」(遅いプレーヤーは一番嫌われます)
「バンカーショット後のバンカー均し」
「ボールマーク直し」
なんですが、これらって元々何かと言えば、
「他人に迷惑をかけるな」ってことなんですね。
これがゴルフをする上で、多くの人の共通認識
として存在しており、クチコミなんかでもこれに
反した事例がやり玉としてよく上がります。
考えてみると、「他人に迷惑をかけるな」
ってことが前面に出て来るスポーツってあまり
ないような気がします。
あるとしたら、スキー・スノボぐらいでしょうか。
「人にぶつかって来るな!」という点で。
相手と戦う対戦競技なんて、むしろ、
「いかに相手の邪魔をするか、嫌がることをするか」
が大きなテーマとなりますし。
2022.3.24
「ボールマークが直してない」ってのもよくやり玉に
上がるは上がるんですが、あれはちょっと疑問なん
ですよね。
ボールマークって刻々と生産されていきますので、
むしろ、全くないという方が珍しいです。
朝一を除けば残っているのが当たり前で、
パッティングの合間に毎ホールで、ボールマーク
直しを行います。
ただ、出来ない時もあります。
それは進行が早くて、前の組に遅れてしまいそうな
時です。
前の組に遅れることはもっと大きなマナー違反だと
思っていますので、自分がつけたであろうボール
マークは探して直します。
でも、グリーンをざっと見てあれば直すという
所まではしません。
また、冬の凍ったグリーンではボールマークは
直したくても直せません。
ですので、ボールマークを直すのはマナーだけれど、
「ボールマークが直してない」と非難するのは
マナー違反だと思っています。
ましてや、クチコミで意気揚々と書くようなこと
ではありません。
直してない状態を見ると腹が立つかもしれませんが、
それを直している人はそんなことを思う暇がないです。