コース側からしても、「戦略性のあるコース」と
言われると嬉しいです。
「お客さん、よくわかってらっしゃる。
さては、お上手ですね?」
なんて、お愛想の1つも言いたくなります。
逆に「トリッキーなコース」と言われても、
あまり嬉しくはないです。
「はっ?
ひょっとすると、・・・お○○っぴな方?」
と、口には出せないですが、そう思ってしまいます。
いずれにせよ、「戦略性がある」と言われるコースは、
ほぼ確実に別の人たちからは「トリッキーなコース」
とも言われます。
それとは別に、両者の感じ方の差には、「経験の差」
という面もあります。
打ち下ろし、ドッグレッグ、ブラインドホール、
池越え、深いバンカー、フェアウエイど真ん中の
大木なんてのは、数を経験すれば普通のことです。
「トリッキー!」なんてびっくりするほどのもの
ではありません。
ですので、経験豊かな方々には「トリッキー」
とは思われず、たいていは「戦略性」と感じます。
その証拠にビジターさんからは「トリッキー」とも
「戦略性のある」とも言われる当コースですが、
プロの方やメンバーさんからは片方しか言われないです。
「ニクラウスの設計らしい戦略性のあるコース」
という言い方ですね。
まあ、単なる「ジャック頼み」ではありますが。
2022.1.19
たまにこういうグリーンのあるコースがあります。
グリーンに乗ったと思ってグリーンに近づくと、
確かに乗っているんだけど、パッティングライン上に
ラフがえぐれて入り込んでいるホール。
ウエッジで打つわけにも行かず、パターで打てば
距離感が全然合わない。
これは知っていれば戦略性の1つですが、そうなって
いることを知らない場合はトリッキーなホールです。
初めてのコースに行くと、たまにあるんですよねえ。