こちらは政府統計データを基に
数年前に作成したグラフです。
そのため、データの範囲は平成27年までの
ものになっていますが、傾向はお分かり
頂けると思います。
このグラフから概算すると1人当たりの単価は
平成12年(2000年):14,000円弱
平成27年(2015年): 9,900円弱
となります。
2015年でそんなに安いかあ?
土日だとか食事代も込みだろ?
と思われる方はいらっしゃるかもしれません。
が、こちらの数値はメンバーフィーで
ラウンドをされる方も含めた価格ですので、
こんなものです。
そして、2000年頃のプレーフィー
やっぱ高かったよね、特にビジターフィーは
という話になります。
一方、客単価が下がったため、
ゴルフ場の来場者売上げは減少
していますが、
来場者数は減少していない
ということがあります。
安くなれば来やすくなるから
という面があります。
そして、以前述べましたように、
メンバーになる人は増えていますので、
名変料、入会金等、そちらからの収入が増え、
入場売上の減少分をそこそこ補っています。
これが現在の多くのゴルフ場の実態
だろうと思います。
2019.11.18
多分、多くのコースは利益を出している
と思います。
大儲けはないですが。
ただ、それは多分、一般の方のイメージとは
違っているでしょう。
ゴルフ場は四苦八苦、毎年、倒産する
コースが出ているし、というのが、
一般的なイメージでしょう。
でも、儲からなければアコーディアや
PGMがあんなにコースを買い占めようと
するわけないじゃないですか?