オーバーブッキングって聞いたこと
ありますよね?
格好よさげに聞こえますが、あまりよい
イメージの言葉ではないです。
例えば、一部の私立大学では、初めから
入学辞退を見込んで合格者を発表する
ケースが多々あろうかと思います。
定員通りの合格発表をしたら、下手をすると、
実際の入学者数が3割程度に終わってしまう
ということもあるでしょうから。
(昔話かもしれませんし、例えが微妙ですが。)
実は、ゴルフ場でもそういう噂を聞く
コースがあるように思います。
「入れ過ぎ」という指摘を受けることは、
不本意であってもどのコースにもあるには
あるのですが、
それがやたらと頻繁なコースはオーバー
ブッキングをしている可能性があります。
オーバーブッキングの理由は明らかです。
ゴルフ場では天候の変化だけでなく、
お客様の突発事項等により当日になると
予約数が減ってしまう傾向があります。
そこから
どうせ減ることの方が多いんだから、
その分、余分に予約を受けときゃちょうど
いいんじゃね?
と、考えるコースが存在するためです。
で、思ったよりもキャンセルが出ないと
その分がオーバーブッキングとなり、
ホテル業界のように他を紹介するのではなく、
自コースの予約内に無理やり詰め込みます。
その場合は、遅いラウンド者の影響がなく、
みんながきちんと回っても待ち待ちになる
という構造になり、
「入れ過ぎ」と指摘を受ける頻度が上がります。
遅いラウンドの人とオーバーブッキングが
重なれば、ハーフ3時間半、4時間という
考えられないことも起きるでしょう。
そして、今回の言い訳というのは、
当コースではそんなことはしていません。
むしろ、誰も入っていない空白時間帯を
設け、遅れが発生した場合のクッションに
しています。
だから、遅れが発生する場合は、どうにも
コントロールできない来場者の来場時に
ほぼ限定されます。
その証拠に、前日には一杯と言われたのに、
当日電話をすると、入れることがあるでしょ?
これはオーバーブッキングしておらず、
当日にキャンセルが発生すると、ようやく
その分が当日になって空くためです。
というものです。
当コースだけでなく、ほとんどのコースが
そうだとは思うんですが。
2019.3.21
オーバーブッキングをするコースがある
とすれば、割と簡単に見つけることが出来ます。
自分の前後の組やコンペに「何分スタート?」
と聞いてみるだけです。
どこに聞いても、7分だとか8分間隔と判断
出来れば、問題はありません。
ところが、2分だとか3分の差という場合は、
どこかの組が無理やり突っ込まれたという
ことです。
時間通りにスタート出来ないだとか、
待ち待ちになったというだけで、
「詰め込み過ぎ」と判断するのは短絡的で、
そういう部分も見てから判断べきです。
一方で、7分、8分間隔が既に詰め込み過ぎ
と指摘される人もいるかもしれません。
確かに10分、12分間隔というコースもある
かもしれません。
でも、それをすると多くのコースでは
プレー代を値上げせざるを得ませんし、
プレーできないメンバーさんも増えて
しまいます。
そして、それでも遅いプレーヤーが来場
すれば詰まります。
ハーフ3時間で回られると、10分間隔
であろうが、やはり後ろの組に一瞬で
追いつかれますので。
多分、コースを選択する場合の選択肢に
そこの運営姿勢はどうなのか?
ということを入れることは重要です。
何度も行かないと、なかなかわかんない
でしょうけど。