①メンバー数が多く、来場者はメンバー中心
②メンバー数が少なく、来場はビジター中心
③メンバー・ビジターというよりも、全般的に
来場者数自体の少ないコース(過疎地に多い)
「コスパ」というのも、クチコミ投稿では
相変わらずよく出て来る単語です。
以前書きましたように、ゴルフ場の造成費を
考えれば、日本中のコースが「コスパ」のよい
コースです。
「コスパ」の悪いコースなど存在せず、それを
1万円前後で楽しめる場合は、超ディスカウント
価格と言えます。
ひとえに、推定何十万人という方々の預託金が
パーになったか、相当な金額をロスした結果、
この金額でプレーできるようになっただけです。
そのため、「コスパ」「コストパフォーマンス」
という専門用語を使う以上は、その観点で使って
欲しいもんだとは思っています。
もちろん、そういうことがありますので、
そもそも「コスパ」なんて言葉をゴルフに使用
しない人も多いです。
が、得意気に「コスパ」「コスパ」と連呼する
方々もまた多いです。
特にネット上ですね。
でもこの方々の「コスパ」というのは、実の所、
「自分の財布の中身」と自分にとっての「ゴルフの
価値」を天秤に掛け、
その傾き具合を「コスパ」と言っているだけです。
もしくは、単に近隣コースとの値差だけを基準に。
ほぼほぼ自分の価値観だけで「コスパ」という
言葉を使い、「コスパがいい」「コスパが悪い」
とのたまう。
端的な例を出せば、
「めちゃめちゃ待ちがありましたけど、コスパが
良かったから満足です。」
てな投稿ですね。
ため息が出てしまいます。
まあ、その人にとっての価値観ですので、そう
否定も出来ないんですが。
2024.4.24
ある程度余裕のない人でないと、ゴルフを
楽しめないということは確かにあり、その点で、
「ゴルフは金持ちのスポーツ」と言えなくもないです。
厳密に言えば、「ゴルフにお金を使っても、
生活に困らない人たちのスポーツ」なんだろうと
思いますが。
そして、ゴルフは「年配者のスポーツ」とも言われ
がちですが、確かに年配者は多く、その彼らは
長年、仕事をしてきた方々なんですね。
子供の教育費や住宅費の捻出に四苦八苦し、
更に老後の生活も視野に入れ、全員が必死だった
かどうかはともかく、とにかく働いて来た方々です。
そういう方々が年配になってコースメンバーとなり、
ゴルフを楽しんでいる。
そして、そういう人たちがメンバーになっている
コースに対して、外野のビジターが自分の懐具合を
基準に、
「コスパがいい」「コスパが悪い」とか言う。
それは本当にうざいんですよねえ。