今回は真面目なお話です。
いや、いつも真面目な話ですが、
ゴルフをされている方々が支払っている税金が
きちんと目的通り・趣旨通りに使われてるのか?
っていう話です。
割とホットな話題でご存知の方も多いと思いますので、
詳しい話は避けます。
俺たちの払った金はどこ行ったんじゃ!
という視点からお話しします。
週1回ゴルフをする人は
年に650円×52回=33,800円の支払いとなります。
「出来れば払いたくない」と
そっとメンバーさんが思われている
年会費と概ね同じ値段です。
これが10年だと338,000円、
ゴルフ場利用税はコースにより異なりますので、
1,100円のコースですと年57,200円、
10年ですと572,000円となります。
一方で、なぜゴルフ場利用税が必要なのかという問いに
応益者負担:ゴルフ場に行く道を整備する費用は
ゴルフ場を利用する人が負担するのが当たり前。
ということが一番大きな理由として説明されています。
もっともな理由ですし、否定しにくい理由でもあります。
一方、サンベルは開業以来概算で
最低でも3億円ほどはゴルフ利用税を収めています。
愛知県でも指折りの来場者数の多い
新城カントリー様に至っては
開場以来42年間で推定20億円を軽く超える
ゴルフ場利用税を収めているはずです。
さて、サンベルは開業以来アクセス道路が
改善されたことがあったでしょうか?
新城カントリー様はどうでしょうか?
私の認識不足かもしれませんが、
私の知る限りでは、道路が整備されたことなど
一度もありません。
舗装が新しくなったことさえ一度もありませし、
道路の路肩に土砂が流れてきても
職員で除去作業をしています。
これって役所や役所の担当部署の方の背任行為
じゃないか?ってと思うんですよね。
もう一方で、「ゴルフ場利用税がなくなると、
それに依存している町村の財政が成り立たなくなる」
という番組を確かTVで見たことがあります。
ゴルフ場は多いけど人口は少ないという町村です。
でも、これって明らかに
ゴルフ場利用税は別の目的に流用しちゃってますよ~。
って話ですよね?
東京オリンピックを前に、各ゴルフ団体が
ゴルフ場利用税撤廃の陳情を繰り返しています。
撤廃にならずとも、せめてきちんと目的通りに
使用されるようになればと思います。
2017/11/27